■ミミックⅢ■ すべての事件が望遠カメラのファインダー越しって「裏窓」流もなあ……ジャンルによりけりでしょ……とモドカシイ発進だったが、まあ主人公がビョーキってのは『ミミック2』(ムシ系1参照)の流れをココロ→カラダに引き継いでてそこそこ一貫性あるし(話は全然繋がりないみたいだけど)、なんつっても各シーンをやたら芸術的めかして重ねていくので、こうまで物欲しげにゲージュツやられまくっちゃーもー根負け、わかった、降参、て感じ(オープニングクレジットのとこなんかチェコの前衛アニメかと思ったぜ)。最後にやっと全身御登場の昆虫モンスターは、それまでの抑制しきったトーンを埋め合わせるように、ちうか上映時間内に間に合うようにあわただしく所定のグロをぶっ放しおおせてくれた駆け込みぶり、好感持てるんじゃないかね。短期集中、両鎌グサグサ大振りで標準値以上の流血、結果的に余裕で果たしたし。マ地味もいいとこの映画だったけど悠々合格点ホラーだと思いましたよ、オチも夢幻流で思わせぶりだったり。
■レジェンド・オブ・ゴア■ 要領得ない筋といい特に意味も見所もないショットちんたら連続といい捜査官役ヒロインの魅力ゼロぶりといい。いいとこ一ッつもない映画とはこのことだったねえ。いやんなっちゃったィ。ジャージーデビルとやら、歯間に糸引く粘液だけはリキ入れて作り込まれてたけど肝心の動きをもっとクールにやってよ。でもってやたらタランチュラをアップで映してたけど何かな。俺みたいな虫好きからすると「かわいいね」でしかないんですけど。じゃってんでホラー以外の観方してみっか、ってもてんで無理だし。脚本がこれだけ下手糞ならせめても~~少し人間力あるヒロイン使ってほしかったょなァァ。(ジャージーデビルの分類困難的造形はさておき、出番のみ多かった蜘蛛くんに免じてムシ系にエントリーしときました)
■レジェンド・オブ・ゴア■ 要領得ない筋といい特に意味も見所もないショットちんたら連続といい捜査官役ヒロインの魅力ゼロぶりといい。いいとこ一ッつもない映画とはこのことだったねえ。いやんなっちゃったィ。ジャージーデビルとやら、歯間に糸引く粘液だけはリキ入れて作り込まれてたけど肝心の動きをもっとクールにやってよ。でもってやたらタランチュラをアップで映してたけど何かな。俺みたいな虫好きからすると「かわいいね」でしかないんですけど。じゃってんでホラー以外の観方してみっか、ってもてんで無理だし。脚本がこれだけ下手糞ならせめても~~少し人間力あるヒロイン使ってほしかったょなァァ。(ジャージーデビルの分類困難的造形はさておき、出番のみ多かった蜘蛛くんに免じてムシ系にエントリーしときました)