〈性自認〉概念をめぐる自由討論会第2回を開催します。2022年8月20日。
8/20当日まで、小刻みに詳細を →ここに← 告知していきます。
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三浦俊彦 自由討論会(zoom) 第2回
タイトル
「トランスジェンダリズムの妥当性――分析哲学が本気で〈真の性別〉を論じると当然こうなります」
2022年8月20日
14:00~16:00 研究発表(草稿全文はここからダウンロード可能)
16:10~19:00 質疑・討論
https://us06web.zoom.us/j/87634072641?pwd=Q1ZMOGRXZENBb0t0M2ladkJROUNEdz09
ミーティングID: 876 3407 2641
パスコード: 570000
※録画・録音・スクリーンショット撮影は禁止。
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今回は、オーソドックスな分析哲学論文スタイルを紹介できたと思っています。本筋からはみ出した発想や懸念、留保事項などを注にぶら下げましたが、本文よりも社会状況との直接の関連付けが見出しやすいコメントだったりするでしょう。問題意識の整理に役立てていただければ幸いです。
もろもろ、お気づきの点あれば、どうぞご指摘ください。
検討しようとしている事柄に関して、一般的に「真」であると認められている条件(命題)を挙げ、そこから問題を検討して帰結を述べていて、自分は「一般的に「真」であると認められている条件(命題)」にほぼ合意できるので、結論にも異論がありません。
「ノンバイナリー」「ジェンダーフルイド」がポイントになっているのが意外でした。「反実仮想」を使って、「ノンバイナリー」「ジェンダーフルイド」という性自認が先行して超越的に存在したとしても、相応しい身体状態を考えることすらできないので、「答え2」は適切ではないと証明する方法は、日頃から哲学的概念を扱っている方でなければ思いつかないと思います。特にフェミニズムから考え始めた場合はたどり着かないと思います。非常に読みごたえがありました。
発表を控えておられるという別の論文も楽しみにしています。