提灯(ちょうちん)
提灯下げた 女の子
薄紫の浴衣 華やいで
姉さんに紅を引いてもらって
いそいそと 下駄を鳴らす
カランコロン カランコロン
はやる気持ちに誘われて
闇夜に見えた火の玉は
祭りに行きたい一人ぽっちのお化け
(原詩=bosomy)
越後ちぢみの 浴衣着て
はやる気持ちに誘われて
やって来ました 夏祭り
祭り太鼓が 鳴りやめば
カランコロンと下駄鳴らし
ゆらゆら揺れてる火の玉は
人間恋しい 提灯おばけ
(返詩=ゆ~)
タイトルの『おかえ詩』について
10年ほど前、「ココログ」でブログをやっていた頃
『bosomyと季節の詩』にインスパイアされた私は、コメント代わりに返詩を送っていたところ、「bosomy」さん「tutatyan」さん「うさぎさん」の間で、次のような会話がなされた。
「こんにちはbosomyさんの詩は、情景が浮かぶので、何度も読み返して、堪能させて頂いています。ゆ~さんの詩も楽しみにしていて、いいですよね。これがほんとの”おかえ詩”っていうのかな。」(tutatyan)
「ありがとうございます。おかえ詩!? お返し?お返詩?だじゃれでしょうか」(bosomy)
「おかえ詩!? ざぶとん1枚、やっとくれ」(うさぎさん)