天智天皇てんちてんのう(第38代天皇626-672年)
秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我がころも手は露にぬれつつ
あきのたの かりほのいおの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ
In autumn rice field 秋の田では
What a rough meshed roof なんと茅葺の屋根の目が粗いことよ
Of this watching shack! この見張り小屋の
My sleeves are getting wet 私の袖は濡れている
With the night dew dripping through 夜露がしたたり落ちてきて
ご訪問ありがとうございました(ゆ~)
英語の中にそれを感じるまでにはかなりの熟達が無いと、、、難しいですね。
韻は素敵(^^♪
「百人一首は全て恋歌に通ずる」まさにそうなのですね。
私は百人一首にはあまり関心がなかったのですが、
昔の教え子(私より10歳下)に頼まれて二人で翻訳したのです。
彼は元歌を深く解釈した翻訳(ピーターマクミラン並み?)、私は高校生にも分かるような英文にしたくて、妥協点を探りながら全百首を約10年かけて一応完訳したところです。
二人で意見を戦わせながら、楽しんで訳すことができました。
このブログでは最初の10首を紹介したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。(ゆ~)
英語が物凄く苦手な私でも
字を眺めていると
なるほど秋の田んぼね、などと少しわかった気分です。
大地の芸術祭で外国の方が来ていました。声を掛けられないよう目をそらしてしまうのが恥ずかしかったです。
雪降りましたね。ご自愛ください。
「英訳百人一首」をお読みいただき、字づらから中身をくみ取って頂けてうれしいです。
大地の芸術祭は外国の人たちにも多いのですね。私も数年前に訪れたことがあります。
「英語はカタカナ英語(日本訛り)の方が相手も気を許して、カタカナ訛りの日本語とジェスチャーで仲良くなれる」というのが私の持論です。
今後とも気に入った表現を口ずさんで頂ければ有難いです。(ゆ~)