今回、と言うのか
かなりきつい風邪でした。
土曜日は余裕で本を読みまくっていたのですが
日曜日は起き上がれないくらい
頭痛がひどい。
熱は夜になると微熱になり・・・
痛みは心を萎えさせます。
12日は次女のお誕生日だったのに
何も出来ないまま・・・
次女が生まれた年が今年と同じく
母の日とお誕生日が一緒。
日曜日生まれの次女でした。
母からのFAXが来ました。
「おめでとう次女ちゃん
17歳、Seventeenは人生の華やかなはじまりです。
こどもから少女への第一歩!
今日と同じ日曜日でしたね。
とても可愛い赤ちゃんでした。
お姉ちゃんはとまどいました。
可愛いのに少し嫉妬。
皆同じです。同性のきょうだいが生まれると。
それが愛情なのです。
貴重な大切な17歳です。
一生のうち想い出の多い、またたくさんの事柄に出逢う年です。
家庭の一員としての存在、クラブ活動の中心、学業の深い楽しみetc・・・
たくさん謳歌してくださいね。
お誕生日はご両親と家族に感謝する日なのです。」
母へ
ありがとう。
母の日に(電話して風邪だって)心配させてごめんね。
いつもがんばっている母のお蔭で
わたしもがんばれるよ。
ありがとう♪
次女へ
ついついのんびりなあなたに
ガミガミ言ってしまうこともあるよね。
だけど努力することも時に必要だと思うの。
どうか輝く17歳でありますように。
『忘れる力』(外山滋比古著)に
書いてあったことを
自分のために記しておきます。
「人間の創造力は
実はごく幼い子どものときが最高であるという事実が
見えなくなって文化の進展が難しくなるのは、
日本だけのことではなく世界中がそうである。
生まれて間もない子どもは、
もっとも自然に近く、人間の能力を生々しい状態でそなえている。
学校教育がそれを考慮しないで、知識を詰め込む。
記憶と模倣を不当にありがたがって
不自然な学習を強いているうちに、
たいていの子が生得的にもっている可能性を喪失してしまうのである。
現代文明・文化はもっとしばしば生後直後の豊かな能力のことを
かんがえなくてはならない。
・・・中略・・・
新しいものをつくる。
真似でないものをこしらえる、というのは
年齢が高くなってからできるようになるのではなく、
幼い間にもっともよくできる。
子どもが天才的であるのは
運よく生来の能力がつぶされない状態にあることにほかならない。」