今回の日帰り紀行では、山形県の河北町、東根市、村山市で写真を撮った。周辺には、天童、寒河江、山形、更には尾花沢、大石田といった町が隣接している。すべて何回も繰り返し行った町であり、飽きが来ている面は否定できない。それでも今回は久しぶりの訪問なので、新鮮な気持ちで歩くことができた。このシリーズの最後に歩いたのは村山の町だった。そういえば、2枚目の早川食堂のカツ丼をもう一度食べようと思っていたことを思い出した。4枚目の通りの奥へ「いつか行ってみよう」と思いつつ一度も果たしていないことも。飽きたといいつつ、色々なテーマが残っていることを思い出す。思念は業をつくるというが、一度でも歩いた町は人生の一部となり、再び訪れる理由ができる。未踏の町にばかり関心が行くが、こうやって同じ町を訪れることが出来ることに率直に感謝しようと思う。村山路シリーズ、終わりです。
X-PRO3 / XF23mm F2R WR
魚屋さんとか衣料店とか、昭和から頑張っている店が残っております。気になって定期的に見に行きたくなります。
マドンナ通りの右手は更地になってしまい、もはや通りではなくなったのは残念です。