No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

ワイナリー「PINO COLLINA」での時間

2022-10-06 | 街:山形
















山形県鶴岡市のワイナリー「ピノ・コッリーナ松ヶ岡」。令和2年に開始した新しいワイナリーである。羽黒山の麓にある松ヶ岡地区で葡萄の栽培、ワインの醸造を行なっている。レストランを併設したこじんまりとしたワイナリーである。メインの白ワインは「Vestito Terre」で、まだ市場に出回る数が少なく、鶴岡市の「ふるさと納税」の返礼品として入手するか、ワイナリーで6000円の直売品を買うしか入手方法はない。近い将来、確実にブレークすると思うので要注目である。

ちなみワイナリーは、庄内藩の武士が明治期初期に開墾した「松ヶ岡開墾場」の敷地内にあり、気持ちの良い場所だ。開墾場では絹の生産が行われ、今でも鶴岡市はシルク産業が盛んだという。「Vestito Terre」のボトルには一枚一枚個別の模様のシルクスカーフが巻かれている。そして、その一連のブランディングを共同プロデュースしたのは、「ANA SHONAI BLUE Ambassdor」である。ANA(全日空)の現役CAが庄内地方に拠点を移し、地域PR活動や商品の共同開発などをしているのである。盛りだくさん過ぎて説明が難しくなった。この日は予約もせずにレストランに行ってみれば、テラス席であれば空いているという。秋晴れの中、葡萄畑を眺めながらランチを食べた。これでワインが飲めれば最高だけど、クルマなので葡萄ジュースで我慢した。購入した「Vestito Terre」は、しかるべきタイミングで飲みたいと思う。




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