No Room For Squares !

レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

北国の花事情〜主従逆転

2022-01-18 | 街:秋田



北国の冬は、身近に「花」を眼にすることが極めて少ない。ほんの一昔前まで、折り紙やビニールで出来たような造花しかなかったようだ。勿論、今の時代では、真冬でも生花は手に入るし、精巧な造花だってある。それさえも冬に眼にすることは少ないのである。
さて、最近町で撮った写真2選。片方が生花で、もう片方が造花である。勿体ぶらずに答えをいう。外に晒され雪を被っているプランター、こちらが造花である。そしてガラスウインドーの中に飾られたものが生花である。当たり前といえば当たり前。でも何となく本末転倒というか、主従逆転が起きているような気がする。造花は本物のような顔をして雪に打たれる。生花は造花のような顔をしてウィンドーに鎮座する。何か面白い。

LEICA M10 MONOCHROME / APO-LANTHAR 35mm F2 VM
LEICA M10 MONOCHROME  / SUMMICRON M35mm ASPH

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2 コメント

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Unknown (awa)
2022-01-18 20:35:01
あ~、騙されました(笑)流行りの『目に見えるものが真実とは限らない』ですね(笑)

いずれにせよ、雪の映り込みがいいですね。素敵です♫
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awaさん (6x6)
2022-01-19 06:20:22
シャッターの前のプランターは、閉店した店主が置いたものだと思います。
手入れできないけど、造花。なんか良いですよね。
去年も見ましたが、年々リアルになってきているような・・・。
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