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北国の冬は、身近に「花」を眼にすることが極めて少ない。ほんの一昔前まで、折り紙やビニールで出来たような造花しかなかったようだ。勿論、今の時代では、真冬でも生花は手に入るし、精巧な造花だってある。それさえも冬に眼にすることは少ないのである。
さて、最近町で撮った写真2選。片方が生花で、もう片方が造花である。勿体ぶらずに答えをいう。外に晒され雪を被っているプランター、こちらが造花である。そしてガラスウインドーの中に飾られたものが生花である。当たり前といえば当たり前。でも何となく本末転倒というか、主従逆転が起きているような気がする。造花は本物のような顔をして雪に打たれる。生花は造花のような顔をしてウィンドーに鎮座する。何か面白い。
LEICA M10 MONOCHROME / APO-LANTHAR 35mm F2 VM
LEICA M10 MONOCHROME / SUMMICRON M35mm ASPH
いずれにせよ、雪の映り込みがいいですね。素敵です♫
手入れできないけど、造花。なんか良いですよね。
去年も見ましたが、年々リアルになってきているような・・・。