新・エンゲル係数

肥満と痛風に悩まされながらも新鮮な食ネタを捜し求めて・・・

ファミレス呑みが流行?

2014年06月26日 | おいしんぼうネタ

今、外食業界ではファミレスが好調だ。

5月末に日本フードサービス協会から発表された、今年4月の外食売上高を見てみると、前月に比べファミリーレストラン業態は約5%の売り上げ増となっている。

消費増税が実施されたばかりにもかかわらず、なぜファミレスは売り上げを伸ばしているのか? 外食産業に詳しいフード流通ジャーナリストの齋藤訓之氏はこう分析する。

「ファミレスが売上高を伸ばした理由のひとつとして、最近打ち出している高級路線へのメニュー変更が挙げられます。増税のタイミングだったとはいえ景気は上昇傾向ですので、市場動向などを見極めたマーケティング戦略が当たったのでしょう」

一方で、居酒屋業態は約2%の売り上げ減。この理由は?

「いろいろありますが理由のひとつに、わざわざ居酒屋に入って呑まず、ファミレスでサクッと呑む人が増えたことが考えられます」

つまり、今まで居酒屋で呑んでいた人たちがファミレスへ流れていると考えられるのだ。こうした“ファミレス呑み”は、いったいなぜ増えているのか。

「まず、(1)100円ワインなど破格のアルコール提供があることや、(2)ここ数年でお酒のつまみになるファミレスの小皿料理の質が格段に向上したことが大きな理由です。値段だけでなく素材や味にこだわる取り組みが功を奏し、居酒屋で呑むよりファミレスで呑むほうがトクだと考える人が増えたといわれています」

“ファミレス呑み”の火付け役が、イタリアンレストランの「サイゼリヤ」だ。イタリア産グラスワインを一杯100円、500mlのデカンタでも399円という破格の値段で提供しており、おつまみも「エスカルゴのオーブン焼き」が399円、「真イカのパプリカソース」が199円、「辛味チキン」が299円など、格安の本格的メニューが充実。もちろんお通し代やチャージ料もかからないので、気軽にイタリアンバル気分を味わうことができる。

このサイゼリヤの成功がほかのファミレスに飛び火し、現在は中華の「バーミャン」、老舗の「ジョナサン」なども“ファミレス呑み”にピッタリのメニューを充実させている。

齋藤氏が、さらに人気の理由を挙げる。

「(3)大人数で食事をする際、ファミレスだと呑めない人への配慮ができることも大きいです。居酒屋でお酒を頼まないのは気が引けますからね。さらに、(4)ひとりで呑みたいときに居酒屋より入店のハードルが低いことも“ファミレス呑み”が増加している原因と考えられます」

今はまだ、“呑み”に力を入れているファミレスは一部だが、今後ますますファミレス業界は「呑みの場」としてのクオリティ競争が激化しそうだ。


いずれ犯人は分かるはずだ!!

2014年06月26日 | 気になるネタ

東京都議会のセクハラやじ問題で、議会運営委員会は、信頼回復や再発防止に努める決議案を25日の本会議に提案することを決めた。巧みな幕引きを狙うが、一部を認めた鈴木章浩都議(51)=都議会自民党を離脱=以外に、「産めないのか」という劣悪極まるやじを飛ばした発言者として、2人の名前が浮上している。首都や日本の名誉を汚した議員は、どう償うべきなのか。

 「発言したのは1人だけではない。再発防止のため名乗り出てほしい」

 みんなの党の塩村文夏都議(35)は24日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、こう訴えた。

 都議会は、2020年東京五輪も見据え、信頼回復や再発防止のための決議案を25日の本会議に提案するが、各会派の調整が難航し、3本の決議案が提案、採決される。自民党や公明党などの案が賛成多数で可決される見通しだが、共産党の決議案は、鈴木氏の議員辞職を求めている。

 こうしたなか、「産めないのか」という、性差別的暴言を飛ばした人物について、都議会では2人の名前がささやかれている。関係者はいう。

 「あくまで疑いだが、中堅・ベテラン議員だ。ともに日ごろから下品な言動が指摘されている。ただ、発言については断固否定している」

 それにしても、ここまで大きな失言をした場合、どのような償い方が最も適切なのか。

危機管理コンサルタントで「リスク・ヘッジ」社長の田中辰巳氏は「失言には『罪のないもの』と『罪のあるもの』がある」といい、解説する。

 「前者は言い間違いなどで、すぐに訂正して、謝罪すれば解決に向かうが、後者の差別発言の対応は難しい。徹底して謝るしか方法はないが、当事者の怒りが収まるかどうかだ。(当初、やじを否定した)鈴木都議の対応はやってはいけない典型例といえる」

 そして、「産めないのか」と発言した人物については、田中氏は「論語に『過ちて改めざる、是(これ)を過ちという』という言葉がある。本当の過ちは、過ちと知っていながら悔い改めないことである-との意味。この人物にアドバイスはない」と語った。

 メディアの中には、科学的手法で発言の主を特定しようとする動きもある。特定されれば、議員辞職は不可避だろう。

 



ヤジ問題に夫人が「喝」

2014年06月26日 | 気になるネタ

 デヴィ夫人(74)が24日、ブログを更新。塩村文夏都議(35)へのやじ問題をめぐり、日本の政治家の低いモラルを批判するとともに、「日本は世界中から笑いものになり、本当に恥ずかしい」と嘆いた。

 18日の東京都議会での一般質問で、晩産化の支援策を求める質問をしていた塩村都議に「早く結婚しろ」「産めないのか」などと女性蔑視のやじが飛んだ今回の問題。「早く結婚しろ」と発言したことを認めた自民党の鈴木章浩都議(51)が塩村議員に謝罪したが、あまりにモラルの低い政治家たちの言動に、世間の不満は収まる様子を見せていない。

 デヴィ夫人は24日に更新したブログで、「女性を誹謗・蔑視するようなヤジを発する都議員は政治家として資質が問われ最低です。こういう人が都民の代表とは情けないです」と苦言。また、都議会だけでなく地方の女性市議へのやじも卑劣な言葉が浴びせられている現状について触れ、不適切なやじが飛ぶ日本の議会・国会が世界的にみて異常であることを指摘。「私は40年間の外国で暮らしていましたが、外国の国会でヤジを飛ばしているのは日本だけです。ずっと恥ずかしいと思っていました。日本は世界中から笑いものになり、本当に恥ずかしいことです」と嘆いた。

 また、今回の女性蔑視の発言が政治家から飛び出したことについて、「鈴木都議のホーム・ページでは“女性が働きやすい社会の実現”“子育て支援の充実”などと訴えているのです。何という偽善! 票ほしさ、人気ほしさだけの為にこのようなウソの政策を訴えているなら最低な“政治屋”です」と痛烈に批判した。