米国男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」の火曜日に、大会ホストを務めるジャック・ニクラスが公式会見でゴルフ界の“ビッグ3”について言及した。
報道陣から「初代ビッグ3のあなたに聞く。今はジェイソン・デイ(オーストラリア)、ジョーダン・スピース、ロリー・マキロイ(北アイルランド)が正統なビッグ3のように見えるが、どう思うか?」と問われたニクラス。「(サム)スニード、(ベン)ホーガン、(バイロン)ネルソンも悪くなかったよ」と前置きした上で持論を展開した。
ニクラスが指摘したのは、メジャー大会の勝利数だ。60年代中盤(1965年)にニクラスらがビッグ3と呼ばれたとき、すでにニクラスが4勝、アーノルド・パーマーが8勝、ゲーリー・プレーヤーも4勝を挙げていた。
「その点について、今朝ジョーダンとも話したんだ」とニクラス。
「ジェイソンは1勝。それでいきなりビッグ3?ジョーダンは2勝、ロリーは4勝だ。君たちがビッグ3と書くのは悪いことじゃないし、そうすることでファンの注目も集めることができるだろう。それはいい。
でも、誰かがその輪に加わっても驚かないことだ。それが私の指摘したいポイントだ」。
「リッキー・ファウラーも彼らのすぐ後ろにいるし、バッバ(ワトソン)も、松山(英樹)もいる。
今はかつてなかったほどに優秀な選手がたくさんいる。タイガー(ウッズ)が誰も寄せ付けないくらい素晴らしいプレーをしていた時代があったけど、今は良いプレーをする選手がたくさんいて、それがみんな同じ集団を作っている」と、実力が拮抗する現在のゴルフ界を俯瞰した。
そして、ニクラスは付け加えた。「それに、タイガーは戻ってくると思う」。
以上、GDOニュース
現代のビッグネームは、まずタイガーウッズでしょう。その他の選手は、ニクラウス時代のビッグ3のレベルじゃないかも知れません。松山もその可能性のひとり?ニクラウスは認めているようです。