<CAT Ladies 初日◇17日◇大箱根カントリークラブ(6,704ヤード・パー73)>
“自分に甘く”が復調のキーワード?この日1イーグル・4バーディ・2ボギーの「69」をマークした三浦桃香が、首位の新垣比菜と2打差の4位タイで初日をフィニッシュ。「考え方を変えた」ことが実を結び、上々の滑り出しとなった。
【写真】三浦桃香のこの一枚は必見!室内でもはじける笑顔!
4バーディ・1ボギーで迎えた13番パー5。「打った瞬間“今日イチ”だと思った」というドライバーショットでフェアウェイをキープすると、そこから5Wで放ったセカンドはピン奥4mにピタリ。これをきっちりと沈め、3月の「アクサレディス」第2ラウンド以来となる今季2つ目のイーグルを奪った。
6月の「アース・モンダミンカップ」から4戦連続予選落ちなど、夏場に差し掛かったあたりから調子を落としていた三浦。しかしこの日は「ここ1カ月でゴルフが良くなってきた」と白い歯をこぼした。そして、その要因の1つとして「考え方を変えた」ことを挙げた。
レギュラーツアー本格参戦初年度の今年。序盤から試合出場を続け、さらには優勝争いにも顔を出すなどインパクトを残した。しかし、それが「周りの人も期待するじゃないですか?でも、その期待に応えられなくなったときに『何でできないの?』と自分を責めるようになってしまいました」と、自分自身のハードルを上げることにもつながった。
さらに慣れない連戦に加え、「若いからトレーニングもできるし、練習ラウンドもプロアマを合わせたら3日間連続で18ホール回れる。そのうえ試合もできるとプラスに考えていました」と“ゴルフ漬け ” ともいえる日々を自らに課した。これで「疲れがたまってしまった」と、急激に調子を落としてしまった。
そんな状況を踏まえて、三浦が導き出したのが「自分に甘くしよう」という答えだった。2週前から、それまでトレーニングに費やしていた月曜日を完全オフとした。「日曜日に帰ってきて、月曜がオフ。体が落ち着いてきた」。すぐに効果はあらわれた。
また疲れをとるための秘策として「爆食い」を敢行。「日曜日の夜は焼肉かお寿司みたいになっています。友達ととにかく頼んで、大量に食べています」と体力維持に努めている。不調時には、ベストを大きく下回るほど落ちた体重も、心身が整うにつれ、しっかりと増え、今は戦える体に戻ってきたことも明かした。
「なんでできないのと思うほど、私はうまくない。責めても無駄だと思うので、もう自分を責めることはしません」
さまざまな経験を通じて、成長を続ける19歳。長いシーズンを戦い抜くための知恵を身に付け、再びトーナメントをにぎわす存在となる。(文・間宮輝憲)
以上、アルバニュース
ゴールデンルーキーの三浦桃香が首位に2打差の4位タイにきました。
あと2日間頑張ってほしいものです。
私は、香妻琴乃がかがかりですが・・・