JLPGA ツアー2020-21シーズン第51戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が11月18日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,545ヤード/パー71)で開幕。好天に恵まれ、好スコアが続出した。首位は64の自己ベストスコアをマークした原英莉花、シード権死守へラストチャンスの柏原明日架、山城奈々。1打差の6アンダー、3位タイで渡邉彩香、西村優菜、吉田優利が続く。
大会連覇を目指す古江彩佳は、渋野日向子とともに2アンダー、31位タイ。2週連続優勝がかかる稲見萌寧は1アンダー、40位タイから上位をうかがう。
また、勝みなみが11番でイーグルをマーク。シーズン通算12となり、最多イーグル数を更新した。
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《グリーン=スティンプ:11 2/3フィート コンパクション:22mm》
1年に1度はV。強い信念が、動へ誘った。不思議なことだが原英莉花は今年、1度も首位に立ったことがなかった。それが、残り2戦でようやく実現。しかも64は自己ベストを更新するスコアだった。
飛距離のアドバンテージは、やはり何物にも代えがたい。現在、ドライビングディスタンス1位。3ホールのパー5で、すべてバーディーを奪取した。「(第2打で)届く距離でも、すべてレイアップ。11番は(第2打が)ラフに沈んだライで、3Wが使えない。また、残りの2ホールはフェアウェイバンカーへ。狙えなかった」というものの、いずれも第3打を3メートル以内に寄せている。
となれば、パッティングの上昇も重要なファクターだろう。「ライン(の読み)とタッチが合っていた。ストロークに全く不安がない」と話し、要因を「ネリー・コルダのパッティング動画を拝見。私は重心が右へ寄っている-と感じた。さっそく、左足へ重心を移動したら、すごく良いストロークに。(ボールが)順回転になり、すごく手応えもよかった」と笑顔が絶えない。
一方、当初は16日朝の飛行機で松山入りする予定だった。しかし、急きょスケジュールを変更して、師事するジャンボ尾崎から指導を仰いだ。「腰を痛めて、思い切りプレーができない」と悩みを打ち明けると、「思い切って振れ-とアドバイスをいただきました」という。
そのひと言は、シンプルでパワーを秘めていた。まさに言霊のようだ。2人の達人から学び、すぐに体現してしまう。名手は名手を知っていた。
貼り付け元 <https://www.lpga.or.jp/news/info/52311>
以上、日本女子プロゴルフ協会
ずーと、低迷していた原エリカだが、やっと首位に立った。
4日間トーナメントであり、初日の好調を持続できるか?が課題だ。
初日、原はパットに自信があるように見えた。
それに反して小祝は不調のどん底のパットであり、辻村コーチが立て直すことが
できるのか?も注目である。
それから、稲見と古江の女王の闘いも注目である。稲見がどれだけ盛り返せるか?
シード権争いだと、50位の浅井咲希が上がり2ホールバーディを取り、ぎりぎり予選通過ラインにいる。まずは、予選通過しないといけない。
最後に西郷真央の初優勝にも注目したい。3アンダーで首位と4打差、まだまだ、可能性はある。