◆女子プロゴルフツアー ゴルフ5レディス最終日(3日、北海道・ゴルフ5C美唄C=6472ヤード、パー72)
首位と1打差2位からスタートした19歳の桜井心那(ニトリ)が逆転優勝した。
最終18番パー4。最終組から2組先にホールアウトしていた山下美夢有(みゆう、加賀電子)、同じ最終組の小祝さくら(ニトリ)と通算9アンダーで並んで迎えた。桜井は第2打をピン2メートルに寄せて、バーディーパットをねじ込んだ。今年7月の資生堂レディス、楽天スーパーレディースに続き、今季&通算3勝目をゲット。宮里藍、畑岡奈紗に続くツアー史上3人目の10代3勝目を飾った。
「いい緊張感でプレーできました。プレーオフはしたくなかったので、バーディーをとってやろう、と思っていました」と笑顔を見せつつも冷静に話した。
ドライバー平均飛距離ランク5位(256・70ヤード、前週まで)。パワーに加え、勝者のメンタリティーを持つ。7月第1週に初勝利を挙げると、プロゴルフの世界に「初勝利より2勝目が難しい」という格言がある中、7月最終週に2勝目。昨季、下部ツアーで5勝。勝ち方を知っていることを改めて証明した。
宮里藍さん、畑岡らビッグネームと並んだことに「まだ下手くそなので比べてほしくないです」と謙虚に話しつつも「私も海外で活躍したい。パリ五輪にも出場したい」と前向きに話す。まさに日本を代表する女子ゴルファーになる可能性を秘めている。
次週のメジャー、日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯(7~10日)は、地元の長崎・パサージュ琴海アイランドGCで開催される。堂々とメジャー初優勝を目指す。
◆桜井 心那(さくらい・ここな)2004年2月13日、長崎市生まれ。19歳。父の影響で6歳からゴルフを始める。21年8月、長崎日大3年時に全国高校ゴルフ選手権(緑の甲子園)個人戦女子で長崎県勢初優勝。同年11月、高校在学中にプロテスト一発合格。22年はレギュラーツアー5戦に出場し、北海道meijiカップ2位などでポイントランク94位。下部のステップアップツアーでは16戦に出場し、5勝。2511万4100万を稼ぎ、断トツで賞金女王となり、今季からレギュラーツアーにフル参戦。7月の資生堂レディスでレギュラーツアー初勝利。家族は両親と兄2人。166センチ、62キロ。
以上、日刊スポーツ
今、一番強い選手が櫻井心那だと思います。
パワーがあり、世界的な選手になる資質があると思えます。
これからも更なる成長がみれることでしょう。
↓↓↓