先日、「未来世紀ジパング」というテレビ番組を観ていました。
テーマは日本の漁業。
現在、日本の魚の消費量は世界第2位で魚が好きな国にランク付けされています。
しかし、今、急激に魚の消費量が上昇してきている国があります。中国です。
香港では、回転寿司が人気で「活」と付くネタが人気メニューになっています。
そして、厨房では、青森で捕れたヒラメが一日で届いてさばかれているところでした。
その物流の仕組みを解明するべく、青森の港から取材。青森で捕れたヒラメは、冷凍車で仙台空港に、しかし、
仙台からは香港行きの便はありません。
では、どうするのか? 一旦、伊丹空港に飛びます。その後、香港に飛ぶのかと思いきや、次はなんと沖縄の那覇空港へ。
那覇空港は、現在、日本の国際貿易空港のハブ拠点として、特区が設けられているそうです。
24時間、機能している那覇空港へヒラメに荷物が着いたのは深夜2時。
それから、飛行機の積荷の積み替えが行なわれて、香港の空港へ着くのはその朝、昼には、回転寿司店に厨房へ届くという
仕組みで、捕れてから、30時間で香港に送られる物流の体制がすでに整っています。
日本の鮮度の良い魚を世界中で食べられる、そんな仕組みを、日本の物流と鮮度を維持する技術が支えています。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com