先日、あるテレビ番組で、大阪の豊中市にある団地の特集をしていました。
かつては、市営や府営の賃貸住宅だったところが、今は新しく、現代風に変わっていました。
今は、UR都市機構が運営を行なっている賃貸住宅ですが、大きく様変わりしています。
50年前に出来た団地は、今は、無印良品と提携して、リノベーションという考え方で、間取りなども若い世代の方々にも
住みやすいようにリフォームしていました。
まず、3DKや4DKと謂われる部屋の仕切りを無くし、1LDKなどに新しく間取りを変更。
床も麻畳と謂われるちょっと和モダンな感じの畳を採用し、お洒落感を演出しています。
かつて、押入れだった部分を勉強スペースや書斎に使えるようにリフォームしています。
またキッチンも、対面キッチンに新しくリフォーム。そのかつて流し台のあったスペースに洗濯機を置けるようになっています。
団地の出来た50年前には、まだそれほど洗濯機自体が普及しておらず、専用の置き場所が確保されていませんでした。
それらを何とかデッドスペースを有効利用して確保しいる工夫には、感心しました。
かつて、高度成長期を見込んで発展した団地も、だんだんと住民も高齢化し、廃墟に近い状況下にあると報道されていました。
それが、無印良品と組む事で、住みやすい団地に生まれ変わってよかったと思います。
家賃もかつての家賃と大きくは変わらないそうで、抽選ながら入居希望も多いそうです。
「団地は、マンションなどとは違った人付き合いのコミュニティが築ける場所」と位置づけられているそうです。
このような時代にあったリノベーション事業は今後も続けて欲しいと思います。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
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