富山県滞在3日目の朝。
私がひそかに「富山のベンツ」と呼んでいるコンバインが倉庫で出動の出番を待っていました。
何故、「富山のベンツ」かというと本当にそれぐらい高価な機械だからです。今のコンバインは高性能で多機能なので、やっぱり
ベンツです。
そろそろ「富山のベンツ」の出動かなと思っていたら、「先にすまを作らんと。」義弟。
「えっ、すまって何?」 私も今回、初めて教えてもらいました。
すまとは、コンバインが田んぼに入るために、必要なスペースのことで、これは機械では出来ないので、手作業で行ないます。
田んぼの隅のおよそ5m四方ぐらいを鎌を片手に手作業で稲を刈っていきます。
「実家に泊めて頂いているので、少しだけ。」と思って、そのすま刈り作業を手伝いました。
やっているうちに気合が入ってしまい、気が付いたら、もう汗だくになって作業していました。
本当に手作業の稲刈りって大変ですね。思い知りました。
祖父母や曽祖父、そして先人の方々は、こうやって手作業で、何反も稲刈りをしていたんだと思うと本当に頭が下がります。
翌日、「富山のベンツ」出動となり、義弟がコンバインに乗って、半日で、稲刈り作業が全て終了しました。
やっぱり、「富山のベンツ」凄い仕事量です。
今後は、より一層感謝しながら、ご飯を頂かないとと感じた時間でした。
この続きは、また次回に・・・。
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