【工芸品ショップ 泉亀(いずかめ)】の店主のブログ

銘木を用いた工芸品を専門に取り扱う通販ショップの店主のブログです。
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商品の発売まで。

2016-03-04 10:00:00 | 泉亀からのお知らせ

当店ショップサイトにてユーザーの皆様にご提案しております商品ですが、「仕入れてすぐ発売」という訳ではなく、


皆様にご覧頂くまで、色々とプロセスがあります。



私共としては、少しでも早く、お披露目したいのですが、これをきちんとしないと後々、ユーザー様にご迷惑をおかけすることとなる


ため、手間を惜しまず行なっています。








まず、仕入れの段階にて、仕入れることが出来た商品について、仕入先や製作した匠に、「使用している樹種」について、きちんと



説明してもらいます。 



「商品のどの部分に、どのような銘木を使用しているのか。」の説明を受けた内容をきちんとメモします。





作り手側は、作ることに夢中になりすぎて、作った後の事を考えないことが、たまに起こり得ます。



私共としては、それでは困る訳で、「どんな樹種を使ったのか。」「商品にどんな特徴を持たせているのか。」



「ユーザー様には、どのような使い方が効果的なのか。」を質問して、出来る限り、回答してもらうようにしています。




「作り手には、作品であっても、仕入れる側にとっては、商品である。」 ということは、匠の方々には、強く意識してもらうように


お願いしています。



その後、「商品のサイズを測定」します。


仕入先によっては、サイズ記載済みの商品もあるのですが、ほとんどの商品は、一点もの、限定品のため、サイズ測定が必要です。



商品にもよりますが、「幅、高さ、奥行」は最低限必要な情報です。




その後、「商品撮影」となります。


ひとつの商品について、角度や方向を変えながら、4ショットから10ショットを撮影します。


1ショットについて、5枚から10枚撮りますので、多い時には、ひとつの商品で100枚近く撮影します。



その中から、ユーザー様が商品をイメージしやすいと思われる数枚の商品画像を選び、商品ページに使用します。









商品撮影の後、「商品名」を検討します。


その際、「銘木名を前に押し出しすぎない。」「活用シーンがイメージしやすい商品名」を心掛けて決定するように心掛けています。



これで、商品UPという訳ではありません。


まだ、作業は続きます。



その後、在庫管理のための「商品リスト」を作成します。


商品について、商品コード、商品名、商品サイズ商品価格、カテゴリーブランド、仕入先に関する情報をリスト化し、商品管理がきちんと


できる状態にします。



それから、やっと、「商品UPの作業」です。


選んだ商品画像を加工し、サイトにUPします。



商品説明コメントには、なるべく専門用語は使わず、銘木や商品の特徴、活用シーンがイメージしやすいような文章表現を用いることを


心掛けています。「自分が買いたいと思えるような商品説明」を常に意識しています。




その後、商品発売の一番良い時期を考慮した上で、「商品発売」となります。



以上のようなプロセスを得て、商品発売となりますので、どうしても商品が入荷してから、数週間から数ヶ月の時間がかかってしまい


ます。



私共は、「作り手である匠の想い」と「ユーザー様のニーズ」を銘木工芸品を通して、うまく繋ぎ合わせるプロデュースこそが役割だと


思っています。




その想いがユーザー様に伝わっていれば幸いに存じます。




【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト

http://www.izukame.com