当店ショップサイトにてユーザーの皆様にご提案しております商品ですが、「仕入れてすぐ発売」という訳ではなく、
皆様にご覧頂くまで、色々とプロセスがあります。
私共としては、少しでも早く、お披露目したいのですが、これをきちんとしないと後々、ユーザー様にご迷惑をおかけすることとなる
ため、手間を惜しまず行なっています。
まず、仕入れの段階にて、仕入れることが出来た商品について、仕入先や製作した匠に、「使用している樹種」について、きちんと
説明してもらいます。
「商品のどの部分に、どのような銘木を使用しているのか。」の説明を受けた内容をきちんとメモします。
作り手側は、作ることに夢中になりすぎて、作った後の事を考えないことが、たまに起こり得ます。
私共としては、それでは困る訳で、「どんな樹種を使ったのか。」「商品にどんな特徴を持たせているのか。」
「ユーザー様には、どのような使い方が効果的なのか。」を質問して、出来る限り、回答してもらうようにしています。
「作り手には、作品であっても、仕入れる側にとっては、商品である。」 ということは、匠の方々には、強く意識してもらうように
お願いしています。
その後、「商品のサイズを測定」します。
仕入先によっては、サイズ記載済みの商品もあるのですが、ほとんどの商品は、一点もの、限定品のため、サイズ測定が必要です。
商品にもよりますが、「幅、高さ、奥行」は最低限必要な情報です。
その後、「商品撮影」となります。
ひとつの商品について、角度や方向を変えながら、4ショットから10ショットを撮影します。
1ショットについて、5枚から10枚撮りますので、多い時には、ひとつの商品で100枚近く撮影します。
その中から、ユーザー様が商品をイメージしやすいと思われる数枚の商品画像を選び、商品ページに使用します。
商品撮影の後、「商品名」を検討します。
その際、「銘木名を前に押し出しすぎない。」「活用シーンがイメージしやすい商品名」を心掛けて決定するように心掛けています。
これで、商品UPという訳ではありません。
まだ、作業は続きます。
その後、在庫管理のための「商品リスト」を作成します。
商品について、商品コード、商品名、商品サイズ商品価格、カテゴリーブランド、仕入先に関する情報をリスト化し、商品管理がきちんと
できる状態にします。
それから、やっと、「商品UPの作業」です。
選んだ商品画像を加工し、サイトにUPします。
商品説明コメントには、なるべく専門用語は使わず、銘木や商品の特徴、活用シーンがイメージしやすいような文章表現を用いることを
心掛けています。「自分が買いたいと思えるような商品説明」を常に意識しています。
その後、商品発売の一番良い時期を考慮した上で、「商品発売」となります。
以上のようなプロセスを得て、商品発売となりますので、どうしても商品が入荷してから、数週間から数ヶ月の時間がかかってしまい
ます。
私共は、「作り手である匠の想い」と「ユーザー様のニーズ」を銘木工芸品を通して、うまく繋ぎ合わせるプロデュースこそが役割だと
思っています。
その想いがユーザー様に伝わっていれば幸いに存じます。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com