このようなタイトルで、私共が考える「銘木工芸品の楽しみ方」をご提案してまいりたいと思います。
こういうタイトルにて、書かせて頂くのは初めてではないかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/ea/04b8545a43d650dda5b718cec230984b.jpg)
書こうと思ったきっかけは、私自身の趣味であるアクアリウムの専門ショップに行った際の出来事からでした。
「アクアリウムを始めたいと思うのですが、何から始めたらいいんですか?」と訊く私に、店員さんは、「初めての方でしたらこんな
商品からは、如何でしょうか?」と丁寧に教えて下さいました。
「なるほど」と思いながらも、「当店もこんな対応が出来ないといけないな。」と感じました。
当店を初めてご来店になるユーザー様も、同じように、「銘木工芸品に興味は、あるのだけれど、何から始めたらいいのか分からない。」
「そもそも、銘木って何かが分からない。」と感じておられる方もいらっしゃると思います。
今回は、そんなユーザー様のお悩みを少しでも解消することができれば幸いです。
まず、基本的なところから、「銘木って何?」という素朴な疑問に対して、分かりやすくご回答します。
これは、あくまでも、私共が考える答えなのですが、「稀少価値」「鑑賞価値」「ステータス」「所有する喜び」、それらを感じることの
できる木材のことだと考えています。
ですので、出回っている流通量の少なさ、見た目の色合い、杢目、肌触りなどの質感が鑑賞に耐えうるかどうか、そして高級感が感じら
れるかなどの、様々な条件をクリアできた木材が銘木と呼ばれるものです。
では、「銘木と材木との違いって何?」という疑問も出てくるかと思います。
この回答には、建材という概念でとらえた上での考え方が必要になります。一言で言えば、例えば家の中で、「人の目の触れないところに
使われているのが材木で、触れるところに使われているのが銘木。」ということになります。
一般的に、家屋の基礎や補強材などに使われる木材は材木と謂えます。価格も比較的安価なものが多いです。
そして、外壁は元より、内装での天井、床、壁などに使われる木材は、銘木と謂えるのではないかと思います。価格も高価なものが主流
となります。
木材業界の中でも、銘木店と材木店とに分かれるのですが、上記のように扱う商品と販売目的が異なるとご理解頂ければよろしいかと思い
ます。
以上のご説明で、木という概念の中で、銘木がどのような存在なのか基礎的な部分をご理解頂けたと思います。
次回は、もう少しだけ、詳しく見ていきます。
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