今回は、「銘木工芸品の楽しみ方 中級編」です。
「銘木って、こういうものなんだぁ。」「自分は、こんなものなら持っていたい。」「自分は、こんな色合いのものが好きだ。」など、
ご自身と銘木工芸品との相性みたいなものが、分かるようになってきたら、銘木の樹種や種類について、知っていかれるのもよろしいと
思います。
当店ショップサイトには、ほとんどの商品ページに使用樹種名を記載しております。 「自分の好きな銘木の樹種名はこれ。」というよう
に覚えていかれるとよろしいかと思います。
その後、その銘木と他の商品などに使われている銘木と見比べて、色合いの違いや、杢目に特徴があるのか、材質的な特徴は、など次第に
その他の銘木にも興味、関心を移していって下さい。 そうすると、ご自身の銘木レパートリーがどんどん広がっていきます。
「でも好きな銘木が見つからない。」 たしかにそんな場合もあるかと思います。
そんな場合は、「極めて稀少と謂われるもの」「人気がありファンが多いもの」に着目されては如何でしょうか?
世界三大唐木と謂われる「黒檀」や「紫檀」そして、「花梨」などは、ワシントン条約で伐採が禁止され、流通量も少なく、極めて稀少と
されています。
また国産材では、欅や桧などで作られたものには、根強い人気があります。 特に欅の杢目は光沢とともに優雅なため男性ファンが多い
ようです。
逆に、女性には、パープルハートという外国産の銘木が、女性らしい紫色の色合いで人気があります。
これらは、抑えておいても、損は無いと謂える銘木だと思います。
この段階になると、実用性があるものではなくても、「飾っておくだけでも充分」「持っているだけでステータスを感じる」ということ
がご理解頂けるかと思います。
銘木工芸品の額を壁に掛けてみたり、花器や小物入れなどもインテリアとしてご活用頂いて、お楽しみ頂けるのではないかと思います。
どうか、「使う楽しさ」を感じつつ、「眺める楽しさ」も感じて頂ければ幸いです。
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