友人がマンション修繕中の足場をグランドにして、SD-330を運用中です。
で、その運用状況ですが。。。。
素晴らしいのひとこと
ちなみに改めて私は第一電波の関係者ではありません(笑)
アメリカのHi-Qを欲しがっているスクリュードライバーアンテナファンです
昨日も18MHzで南極に一発ピックアップされ、今朝方は7MHzで4U1ITUとQSOされたようです。
全長2m程度のアンテナで40mバンドでのEU方面とのQSO。
素晴らしい成果だと思います。
それと面白かったのは、普通にベランダに設置しているときと、足場グランドでの場合の信号強度の違い。
グランドウェーブで届くすぐ近くにRBNのスキマー局がおられるようで、そこからのリターンのSNRが足場グランドの場合だと8dBアップとのこと。
単純計算で6.3倍です。
仮に今まで50Wが出ていたとすると、315W相当になったということですね。
当然これは受信側にも効いてきます。
以前、他の方の記事にATU+8mのワイヤーよりもSD-330の方が飛ぶというのがありました。
他方、Web上の口コミや記事を期待して買ったのに、飛ばない聞こえないという方もおられます。
私の場合は前者側で、やはり飛ぶし聞こえると思います。
ATUの中の回路素子で同調させるのか、必ず1/4波長で同調させるSD-330なのかの違いです。
ちなみにうちではSD-330にアルミパイプなどを接続して延長エレメント化しての使用です。
これの欠点は全長で1/4波長以上になるような延長エレメントを接続すると、それ以上の周波数で運用できなくなることです。
たとえば6m程度のワイヤーなどを接続すると、1.9~10MHzまでに限定されますが、経験上7、10MHzでは抜群の働きをしてくれます。
このようなことから、SD-330(それに限らず)にはやはり良好なグランドが必須で、その上でエレメントを延長して効率を上げてやれば十分に期待にこたえてくれるということかと思います。
一昨日、秋月電子で移動用のバッテリーを購入し今晩、到着するようです。
FT-817用のCWフィルターも7日には手に入りますので、先日記事にした海岸でSD-330を使用した移動実験をやってみようと思います。
これについてはまたレポートしたいと思います。
とにもかくにもSD-330の底力に脱帽です。