もう10月となって年末が見え始めていますが、今年初めての海岸移動運用をしました。
場所は自宅からすぐ近くの愛知県渥美海岸表浜。
貸切状態とでも言いますでしょうか・・・・(^^)
今日の課題は『いかに波打ち際に近づくか!』
結構近づきましたよ~(^^)
この時間、上げ潮ですので、これ以上は無理です。
下の写真を見てもわかりますが、設置場所はすでに砂浜が湿っています。
セットアップは、IC-7100MとMFJ993BRTでエレメントは釣竿に這わせた5mほどの電線。
グランドは同じく5mほどの電線を5本、放射状に展開しました。
上の写真の奥の方に見えるのが駐車場です。
この駐車場で運用することも可能ですが、テーマは『波打ち際』です。
片道200メートル程はあるでしょうか、往復して運びました・・・・大変でした(^^;
30分ほどでセットアップ完了!
エレメントが短いため1.9と3.5MHz帯は同調出来ませんでしたが、それ以外は難なく同調。
まずは各バンドをワッチ・・・・・・国内7MHzが強力かつ多数聞こえます。
しばらくして21MHzでCQを出してみると、VK,V85それとEU方面から立て続けにコールバック!
この時は50W運用。
RBNを見る限りでは中国くらいからしかリターンが確認出来ないのですが、面白いものです。
その後14MHzに移って3D2GGのパイルがあったので10Wでコールしたら一発ピックアップ。
結構なパイルでしたが、たまたま合わせた周波数が良かったのでしょう。
この頃でしょうか・・・・・・・潮が結構上がって来て海側に展開したラジアルは既に海水に使った状態。
急いでアンテナを陸寄りに移動です。
夕刻が近づき、14MHzでEU方面が強力に聞こえ始めました。
OK2RJCがCQを出していましたが、強力だったので試しにパワーを最小(2W)にしてコール。
動画の中では1Wと言っていますが、IC-7100Mの最小パワーは1Wだと勘違いして、嘘つき(笑)
実際は2W/QRPです(2Wも出ていればQRPと言って良いのか判りませんが・・・・)
いずれにしましても2W出力で何の不自由もなくQSOができました。
相手局は500W+5エレモノバンダーのようです。
コンディション、相手の技量、アンテナ、そして波打ち際のマジックの相乗効果?
動画はスマホを右手で顔の横に保持しつつ、左手でパドル操作と言うことでブレがあります。
スミマセン。
リグの時計は合っていないし、PWR?と聞かれて『あれっ、1Wだったっけ、2W?』と思案して
一瞬の間があくところなどは、自ら見返しても笑えます。
↓動画はYoutubeにアップしましたので、よろしければ下のアドレスからご覧ください↓
移動運用動画(7k1jrc/qrp.....ok2rjc)
コールサインも何だか似ていますし、私のハンドル"OKA"とOK2も重なって親しみを感じます。
今日の教訓は、波打ち際でやる時は密閉型ヘッドホン必須(波音に消される)
今後の課題としては、給電点が低過ぎてロスを感じるので要改善。
グランドラインを砂浜に置くのは、何となく『波打ち際のマジック』というイメージが先行して、
飛ぶような錯覚を受けますが、なにか違うような気がします。
聞こえる割に飛ばないとでも言うのでしょうか・・・・・
今日は確かにたくさんQSOが出来ましたが、そんな感じもしました。
今日のアンテナは地面に突き刺すタイプのバーチカルライクですが、果たしてこれが高効率なのか?
教科書にある鏡だとか云々はさて置いて、これから検証してみたいですね。
給電点(MFJ993BRT)やグランドラインが地面スレスレにあることで、エネルギーが吸い取られている
ような印象。
もっと飛ぶようにできる予感がしつつ帰宅の途につきましたが、満喫のプチ移動運用でした。