非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

カウンターポイズを100本以上に増量します

2012-06-30 16:31:14 | 接地/カウンターポイズ

現在70本のカウンターポイズ。その大多数が10メートル長です。

今の住まいで無線をするようになってから、「カウンターポイズは長さよりも本数」、「カウンターポイズと1/4波長のラジアルは別物」ということがわかってきました。今更ながら(笑)

八木アンテナやフルサイズのDPには歯が立ちませんが、そこそこDXも国内も楽しませてもらっています。もちろん、クラスターに出ていても全く聞こえないDXもあり、聞こえていても全く相手にしてもらえない時も多々ありますが・・・・・そう言えばパチンコと一緒で、「勝った時の話はしても負けた時の話はしない」と一緒で、私のブログも599/599とかは記事にしても319/459とかは書いてありませんね(笑)

カウンターポイズ、最初は数本から始まりました。だんだん増やすうちに何となく良くなったような気が!? 思い過ごしかなと思いつつも数十本超えたあたりから、何となくが実感となってきました。

1.9MHzの場合、北海道あたりがいっぱいいっぱいですが、それでも国内QSOであればこんな小さなベランダからでも楽しめます。聞くだけならDXを聞いたこともあります。

3.5MHzの場合、5メートル弱のエレメントで何とかWとQSOすることもできましたし、国内であれば現在の釣竿エレメント(8メートル)で何の不自由もなく長時間のラグチューもできます。記念局のパイルアップも楽に抜けることができます(生意気な言い方ですみません)

1.9MHzの場合電気長で言うと1/4波長は40メートル弱。3.5MHzだと20メートル弱になりますね。でも私の場合、短いものだと3メートル(10本くらい)で多くは10メートルのワイヤーをコールド側につないでいます。つまり1.9MHzに対しては1/16波長です。

こんなことから勘ぐりますと、やはり長さよりも本数が大切なのかなと思います。

そこで現在繋いでいる10メートルのカウンターポイズを全て半分にカットして、それ以外にも5メートルのワイヤーを20本追加してみます。(通勤途中にちょっとした電気街?がありまして、100メートル巻のワイヤーが安価で入手できますので、先ほど帰り際に買ってきました)

これが実現できると、120本くらいにはなるのでしょうか・・・・・もうこのあたりで打ち止めかな。アメリカの論文には32本以上だと有意差なしのようなものもありますが・・・・よく分かりませんが多いと何だか飛ぶような気もしますので、ここはひとつ「マインド」で楽しんでみるということで。

カウンターポイズによって指向性が変わるという記事も読んだことがありますが、それは納得。私のところでは本数を増やせば増やすほど、カウンターポイズ展張方向とは反対側が良くなりました。これは顕著です。(ベランダの端にSD-330を設置していますので、片側にしか展張できません) でも、この指向性も結局はエレメント長を変えることによって変化しますね。

本当ならば今から早速、ワイヤー工作したいところですが、今日は職場の飲み会ですので工作はお預けです。蒸し暑いのでビールが美味しそうです


ワンタイムチャレンジ

2012-06-28 22:32:59 | SD-330

釣竿ぶら下げエレメントに2メートルだけ追加して、再確認行為をしてみました(笑)

現在の釣竿水平部は5メートル、ぶら下げ部分は1.5メートルです。つまり追加の2メートルを加えると、ぶら下がっている部分は3.5メートルになります。これ結構なチャレンジなんです。何故かというと・・・・・完全に下の階のベランダにかかりますので(^^;  

どれだけ大きなコイルを使おうとも、長いエレメントにはかなわないということを再確認するためにトライしてみました。ちなみに既に撤収済みです。

1.3MHz付近の15キロ先のいつもの中波放送は、5dB程度のアップです。それ以外にも1.9MHzもやはり聞こえ方が違います。今日は1.9MHzは1局のみの交信でしたので何とも言えませんが、これだけ受信が改善しているので普通に考えれば飛びも良いでしょう。当たり前の事を確認してみましたが、やはり長いエレメントが恋しくなりますね。エレメントが手を広げて電波を掴んでいるということが良く分かりました。

元々、SD-330本体のコイルを使いすぎないようにするためにコイル作成を始めましたが、もうちょとだけコイルの実験をしてみようと思います。

そんなわけで次回の実験は、釣竿の先の1.5メートルのぶら下げエレメントに、超軽量アルミ針金をコイル状に巻いて更にぶら下げてみたらどうなるかというものです。電流の谷間にコイルを入れることはセオリーどおりではありますが、元々、SD-330のコイルがベース位置にありますのでどうなることやらという感じです。でもやってみなければ納得できないので試してみます。


人工グランド(VC-519)を使った実験

2012-06-27 21:58:56 | 接地/カウンターポイズ

こんばんは。

今日は人工グランド装置を使ってあることを試してみました。いつもながら単純なことですが・・

マニュアルのアンテナチューナーと同じ使い方で、カウンターポイズの同調をとってみようというものです。

接続方法は「アンテナのグランド側端子」→「VC-519」→「70本のカウンターポイズ」

要はアンテナとカウンターポイズの間に人工グランド装置が入るということです。

結果は芳しくありませんでした。確かに人工グランド装置で同調をとると、VSWRはそれなりに変化しますが、予想に反して良好な値を示すことはありませんでした。それとVC-519は当然リグの横にあるのですが、アンテナのグランド側からの線がリグの真横のVC-519まで来ているので、あまり気持ちの良いものではありません。カウンターポイズのラインが部屋の中のリグの真横まで入ってくることになるので、そのあたりが良くないのかも知れません。

VC-519をスルーさせると、各バンドともVSWRは1.1以下に収まります。

この装置、あった方が良いのかどうかがいまだに理解できません。動作原理は理解できるのですが・・・・一番気になるのが、この装置を伝わってコモンモードノイズが空中に飛び出してしまうのではないかということです。リグのアース端子の必要性?等々、考えだすとキリがないのですが・・

私のところでは、ありとあらゆるところにコモンモード対策を施していまして、基本的にはリグを高周波的に浮かせてしまおうという気持ちでいます。同軸関連では、リグに直付けで7段CMFと給電点直下にもCMF。ACラインにも5段CMF、DCラインには飽和しない程度にCMF。それ以外にも電鍵、マイク、ヘッドフォンなどリグにつながるラインにはすべてフェライトバーで対策しています。ですからVC-519を使うにしてもそのライン上にはCMFを挿入したいものです。

人工グランド装置のユーザーの方にお話を伺いたいのですが、ユーザーの方に巡り合うことが少ないですね。メーカーに何度か聞いたこともあるのですが、何となく理解できたようなできないような、そんな感じです。Web上で検索したりもするのですが、イマイチ分かりません。でもリグの横に置いてあるとカッコいい雰囲気ですので、とりあえずお蔵入りはさせずもう少し研究してみようと思います。

今宵の1.9MHzは平日の割には盛況でした。8エリアをはじめたくさんの方とQSOしていただきました。そうそう・・・・苦労して作った漬物容器コイルよりもバケツコイルの方が1.9MHzでの使用許容帯域幅(自分基準のVSWR1.5以下)が広いことが判明しました。コイルも奥が深そうです。ちなみにバケツコイルは1.5以下帯域が50KHzもとれます。


漬物容器コイルの運用レポート

2012-06-27 10:49:52 | SD-330
昨晩、1.9MHzに出てみました。
30分ほどで11局のみなさんに呼んでいただきました。
 
JA5JTE    高松市     599/599
JK3HFN    姫路市      599/599
JA4GWE    岡山市      599/599
JF5CXK    東洋町      599/599
JE1KNT   成田市      599/599
JA4FDZ   東広島市    599/599
JH4ADV   倉敷市      599/599
JQ1GLJ   横浜市      599/599
JJ1CZR   海老名市     599/599
JH7QVT    北秋田市    599/599
JO3MQY   大東市      599/599

交信いただきました皆様、ありがとうございました! またよろしくお願いします。

小さなコイルを使っている時は、送受信とも319とか459とかのレポートも多かったのですが、バケツコイル接続以来、レポートが良くなりました。青いバケツと漬物容器の比較はしていませんが、今度やってみます。15km先の50kw中波放送送信所からの電波は、青バケツが59+68dB、漬物容器が59+73dBです。

ノイズレベルに関してはコンディション等々の日差があるかと思いますが、漬物容器接続でSメータ読みで「3」前後です。(CWモード、500Hz、PREAMP20dBをON)

VSWRは最良値が1.2で1.5以下の帯域幅は35KHz前後です。

今日も仕事はお休みですので、これから人工グランド(クラニシ製 VC-519)を使った実験をしてみたいと思います。内容的には人工グランド装置で直接、70本のカウンターポイズの同調をとるというものです。見かけ上のVSWRは多分コントロール出来て1.0になると予想できますが、実際の送受信がどうなのかの確認がメインとなります。これは普通の人工グランド装置の使い方とは異なります。普通の使い方は確かに説明書にうたってあるように感電防止にはなるかと思うのですが、人工グランド装置を伝わってコモンモードが流れ出しそうなので、リグと人工グランド装置の接続はしないようにしています。以前、メーカに問い合わせたことがあるのですが、私のような使い方もありとのことでしたが、耐圧だけには注意して下さいとのことでした。




1.9MHzの同調に成功

2012-06-26 16:59:02 | SD-330

漬物容器コイル、1.9MHzの同調に成功しました。ただ、ちょっと課題も残りましたが・・・・・

SD-330のコイルは極力使わず、外部のエレメントと外部のコイルに働いてもらうという目標があります。御存じの方もおられるかと思いますが、SD-330のコイルには1~18までの目盛りが振ってあります。簡単に言うと、数字が大きくなるにしたがってローディングコイルを使う量も多くなるということで、仮に外部のエレメントが1/4λに近いとローディングコイルを使わなくなりますから限りなく目盛り位置が「1」に近くなります。ちなみに実際に動作するのは2~18です。

ですから今回の漬物容器コイルは、目盛り位置「2」を狙っていました。結果的には「4」です。今回は線長を短くし過ぎましたね(笑) 計算上は15.8メートルだったのですが、意気地なしのため安全サイドで14メートルにしてしまいました。計算がまぐれ当たりしていたかもしれませんね。

さて、いつもの儀式ですが・・・・・近隣の50Kw中波放送の受信レベル測定です。

前回のバケツコイルの際は68dBでしたが、今回は73dBまで向上しました。1.9MHzでの運用に期待しています。