サイクルのピークを過ぎて黒点数も減少云々の話もありますが、
夕方のハイバンド、結構良い感じで開けています。
夕刻は21MHzでCQを出しましたら、EU中心に約30局ほどから呼ばれて
QSOを楽しめました。
バンドは静かだけれど実は開けているというのもあるのでしょう。
これからの時期はハイバンドに加えて7MHzも旬の頃。
積極的に出たいと思います。
今のQTHはこの時期から来春までほぼ毎日北からの強い風にさらされ
ます。この2年間は強風の日はアンテナを撤収していましたが、1か月
ちょっと前から強風下でも大丈夫なように簡易着脱式のステーを装備
しました。
台風下でもテストしてみましたが、大丈夫でしたので強風はそれほど
気にしなくても大丈夫になりました。
タワー下部への銅板が一枚だけ余ったので持って帰って来ました。
以前から気になっているところがあったので、そこに使ってみました。
上の写真で銀色に輝くのは、ATUの接地端子とベランダ床面の銅板群への接続板。
人工芝の下に潜り込んでいるのがわかるかと思います。
人工芝→アルミ板→銅板→ベランダ床面コンクリという順番でサンドイッチしているのですが、
問題はアルミ板と銅板の接触面。
イオン化傾向の違いから電蝕が発生します。
そして銅とアルミは無視できない電位差があります。
結果、イオン化傾向の大きいアルミは腐食。
アルミ板の一部。
腐食の発生だけでなく、腐食に伴う導通不良、そしてノイズ発生もあるんじゃないかなどと
勘ぐっています。
昨日、このような形にしてみました。
銅板と銅板の接触となります。
送受信とも動作が安定方向に向かったものと確信。
いずれにしても、給電点(ATUの接地端子)と接地面までの接続は何にも増して重要です。
ちょっと極端?かもしれませんが、例えばそれこそ100平米くらいの銅板を敷きつめたと
しても、アンテナの接地端子と銅板を結ぶラインが細かったり、長かったりすると水の泡かなと
思います。経験上、接地は給電点に近い部分の取り回し(太く、短く)が非常に重要なように
思います。
今日は夕刻、この形で21でCQを出しましたら、EU方面からの小パイルになりましたので
しっかりと飛んでいるようです。
途中、長期間のQRTもありましたが、開局24年でようやく正式にDXCC200を越えることが
出来ました。
先日行ったDXCC ON LINEのエンドース申請がLoTWに加算されて211です。
ずいぶんのんびりしたペースですが、当面の目標はDXCC215。
釣竿、アルミパイプ、モービルホイップ達、頑張ってくれました。
弱小電波を拾い上げてくださった交信相手の方々に心から感謝いたします。
海に近い高台だけあって、吹き始めると海風が結構きついです。
とりあえず釣竿だけセッティング。
午後、少し穏やかになってきましたので、ATUを仮付け。
かなり適当な取り付け方で、インシュロックで固定しただけです。
MFJ-993BRT自体が軽いので大丈夫。
接地はタワートップに取付いている特注金具に。
接地線はとても細くて、気分的にはイマイチですが・・・・まあ俄か仮設置ですので良しとしました(笑)
エレメントは4.5mのグラス釣竿で、線の長さは4.6mでした。
リグは移動用のIC-7100Mで、出力は控えめに20~30W。
動画はとても短いのですが、ZD7Wにピックアップされて交信を終えてからスマホで撮影しました。
一番強めのプリアンプ2を入れていますが、これはここまでプリアンプを入れてノイズでどれだけ
Sメーターが振れるかを記録しておきたかったためです。
無信号時にS3程度まで触れているのはノイズではなく、パイルの影響です。
音声を入れるためにAFレベルをかなり上げていますので、若干ノイジーに聞こえますが、
プリアンプOFFまたは1で通常のAFレベルにすると静寂の中に信号が浮かぶ感じでした。
あと、ノイズブランカー等をONにしていますが、これは私のミスです(笑) ただし、これらノイズ
処理を入れても入れなくても聞こえ方は一緒で、外来ノイズらしいものはありません。
パイルのかぶりでSが振るのは、ノイズブランカを入れて、かつ強い方のプリアンプを入れて
いるからです。
ノイズリダクションは効かせた方がより聞こえやすくなりますね。
地上高の高いアンテナや大きなアンテナで環境が良いと、こんなレベル当たり前・・・というか
それ以前の問題なのかも知れませんが、街中のアパマンハム経験しかないとノイズの中に
弱い信号が聞こえる感じですので、私にとってはとても新鮮でした。
ZD7とは何度か交信していますが、こんなに明瞭に聞こえたのは初めてで(笑)
その他、朝方の21MHzのW方面などは、Sメーター読みで(邪道でごめんなさい)、S9を余裕で
超える感じでした。