非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

タワー上へのアンテナ設置(リベンジ編②)

2017-01-04 17:08:22 | タワー建設

あっという間に正月の5日ですが、本年も宜しくお願いします。

タワーへの簡単なエレメント設置ですが、方針を変更しました。

エレメントを短くしようと思います。

 

理由はメンテナンスの問題からです。

現住家屋ですが自分自身はたまにしか戻りませんので、アンテナが傾いたとかエレメントが折れたとかに即対応できません。

今のアパマン環境のような冬場の毎日のような異様な強風までは行きませんが、

実家は鹿島灘の海岸線から直線1キロちょっとの海抜50メートルの台地にあります。

タワー上から太平洋が一望できますし、海鳴りも普通に聞こえますのでロケーションは良い反面、環境は厳しいのです。

 

エレメントは物理長で約3mに抑えて、トップには大型のキャパシティーハット、エレメントセンターにローディングコイル。

こんな感じでコンパクトにまとめて、風への耐性を向上させようかと思います。

ローディングコイルは本当は入れたくはないのですが、エレメント長が短い分、仕方なく入れる感じです。

ATU内部のコイルを出来るだけ使わずに、エレメントにローディングコイルを入れるのがFBという話も耳にしますが、

今まで長年、ATUのお世話になってきて色々な実験モドキをした経験では、BFだったことがとても多いです。

コイルを入れれば多かれ少なかれロスがあると思いますが、私の場合は毎回、大きなロスを体感してきました。

 

まあ今回も、ハットも適当に作りましたので、コイルも適当です。

考える過程よりも私の場合は、実際に通信する過程の方が楽しいですし、私のレベルでは考えることも出来ません(笑)

とりあえず直径とコイル長は概ね合わせるということと、スペース巻で比較的口径の大きいものを巻こうと思います。

 

で、今後、もし実家近くやその方面に転勤したら、もう少し大きなエレメントに変えて行こうかと。

 

 

 


タワー上へのアンテナ設置(リベンジ編①)

2016-12-11 15:42:30 | タワー建設

意気揚々とHi-Qアンテナをミニタワーに上げる企画倒れそして挫折、落ち込みから早や数か月(笑)

師走に突入しタワーだけが寒風吹きすさぶ中、頑張って耐えています。

Hi-Qは実家に住むか、その近くに転勤になった際にもう一度トライします。

そこで、それまでの間はATUに頼って垂直系のエレメントを上げることにしました。

 

ATUは実績のあるCG3000でタワートップへの据付けを予定。

エレメントは20~30mmのそこそこ太さのあるアルミパイプを全長で5~6m。

トップにはこれまで数年間にわたって『なんちゃって検証』してきた大型の容量冠を取り付けます。

エレメント自体が太いことと、万一落下しても自宅敷地内のため、これも今まで以上に大型化します。

直径50~70cmでしょうか・・・・

 

エレメント側もさることながら、最重要ポイントの接地・・・・

これはまずはHi-Qの時と同様にタワーに取ってみようと思います。

つまり垂直ダイポール様の形態となります。

ATUとタワーを絶縁して、別途ラジアルを設けてATUでGP化というのもありなのですが・・・・

最初はタワーをダイポールの片側エレメントに見立てた動作を検証する予定です。

そこで前々から悩んでいる事が・・・・・

知見のある方がおられたら是非とも御教示お願い致します。

ずっと悩んでおります。

 

今回、やろうとしているイメージは下の図のような感じになります。

悩んでいるというのは「気になる部分」のところなんです。

次の図は一般的な水平ダイポール。

今回やろうとしていることに置き換えてみますと・・・・・

更にこれを回転させて水平ダイポールに置き換えてみると、

こういうことになります。

気になることと言いますのは、同軸ケーブルと片側エレメントを密着させる形態の可否についてです。

ATUで同調させるということで、基本的には給電点は概ね50Ω。

ということで同軸ケーブル内部は安定すると考えてよいと思います。

とは言え、同軸ケーブルには高周波電流が流れていて腹の部分や底の部分が普通にあるわけです。

だからと言ってここがアンテナかというとそうでもない・・・・

干渉しそうだし、そもそも同軸シールド側はATUの接地ライン経由でタワー筐体に接続されているため

関係ないような気もします。

逆に同軸シールド側とタワーが絶縁されていると電位差が生じて他の現象が生じる気もします。

そもそも今のアパマンハムシャックでは接地側の広大な銅板の上を、堂々と同軸が這っていますし。

これは同じような状態です。

そこでこんな感じにした方が良いのかな~?など考えが彷徨っています。

うーん、悩みますな。


TVI調査(1)

2016-07-27 05:32:44 | タワー建設

数日前に実家に戻ってTVI調査を行いました。

今回は地元の電気屋さんにも来ていただいての調査。

 

現在の状況。

* チャンネルを問わず出力を上げると画面が乱れ始め、最後はブラックアウト。

* 障害は地デジのみで、BSは問題なし。

 

地デジ受信電界強度

* 強いと思っていたが意外にも弱かった。

 中継局から我が家の方向の出力を絞ってあるそうです(混信対策)

* 地元の中規模中継局から東京スカイツリーに向ける方が良好になる。

 テレビ内蔵の受信レベルメーターでも各局、60/100が98/100という感じ。

* 上記の結果はアンテナ直下での測定でも同一傾向

* 近いお宅が一軒、比較的近いお宅が一軒あって、次回伺って調査したい。(障害の有無)

 

色々と検証した結果内容

* テレビ本体の真横に無線機(50ワット)+ダミーロードでは障害なし。

* タワートップに給電点を設けて送信すると障害が発生する。

 弱い方の地元中継局の場合だと、アンテナアナライザー出力(20ミリワット)でも障害発生

 スカイツリーに向けると50ワット出力でも障害は出ない。

 ただし、抑圧は甚大(上記のレベル98/100が60/100という感じになる)

   それでも画面が乱れないのは60/100というレベルをかろうじて維持しているから。

* タワー基部に給電点(ATU)を置いてタワー本体をアンテナエレメントにすると障害なし。

 抑圧のレベルも非常に小さい(地元局でも60/100が58/100という感じの低下にとどまる)

 そういえば今思い出したことが・・・・・・

 このパターンの時はテレビ同軸と無線同軸の並行部分が無いです。

 タワーから引き下ろしてくる同軸は2メートルくらいでしょうか、20センチ間隔くらいで並行しています。

 でもこれについては前々回検証して、TVIとの因果関係が否定された記憶も・・・(次回の宿題)

* テレビアンテナ直下のブースターなどは約20年前の古いものだったが、内部はきれいだった。

 

このような感じです。

HFのどの周波数帯で送信しても抑圧が大きいことも判明しました。

ダミーロード検証からはテレビ本体に直接飛び込んでいる事はなさそうで、テレビアンテナやその真下の

ブースター、はたまた途中の同軸の接続部(古いタイプでF接栓になっていないむき出しタイプ)や同軸自体

への混入のような感じです。

最も気になるのが、東京スカイツリーに向けて、それなりの受信レベルになっているにもかかわらず、

大きく抑圧されること。

例えば今のアパマンシャックの場合、ベランダアンテナと集合住宅の共同アンテナの距離は至近です。

それでもびくともしません。

 

今後のやり方としては、テレビアンテナ系の換装から取り掛かってみようかと思います。

それとご近所への調査。

これでもダメな場合は、タワー位置や高さの変更でしょうか・・・・・・かなり面倒(笑)

確かに5メートルくらい給電点をテレビアンテナから遠ざけると障害が無くなりますので。

 


タワーバーチカル再検証(4) Hi-Qの使用を断念

2016-06-19 11:42:50 | タワー建設

数年越しで進めてきたタワートップへのHi-Qアンテナ運用の構想ですが、敗北宣言です。

 

上げるときに大変苦労しましたが、Hi-Qアンテナは昨日の夕方前に取り外して、降ろしました。一旦お蔵入りです。7,10,14MHzという自分にとってのメインバンドの同調がどうしても取れませんでした。キャパシティーハットを外したり、ガンママッチを試みたり、あとはラジアル方式にしたりと手を尽くしましたが、挙動が不変でした。この挙動が不変というのがしっくり行かないのですが・・・・・・

 

同軸系かなとも勘ぐりましたが、同軸には異常はなく、Hi-Qを他のアンテナに変えると見事に同調しますので、今回の設置環境とHi-Qの相性の問題ということで自分なりに決着をつけました。

 

アンテナを変えると大丈夫という事はひとつ前進した訳ですが、次に地デジへのTVI。これはHi-Q以上に深い問題であることも明らかになりました。

タワーとTVアンテナの位置関係によるインターフェアだということが判明。試しに仮設アンテナを数メートル離すとTVI消滅。ただし、TVアンテナ系統の不具合によりこうなっているのか、それとも無線のタワーを移設しなければならない問題なのかはまだ判りません。

 

いずれにしましても、50W送信すると地デジの受信電界強度は50~60dBダウンという強度に抑圧された状態。これでタワー移設となるとHi-Qを載せるために建てたタワーも、Hi-Qも共倒れということになりますが、これが現実であれば素直に受け入れて次のアンテナやタワーを検討していこうと思います。まずは電気屋さんに来てもらって、地デジ系統の点検をやってもらうところからリスタートです。


タワーバーチカル再検証(3)

2016-06-17 14:44:32 | タワー建設

同軸ケーブルのチェックを実施。

特に問題はありませんでした。

その後、タワー筐体へのグランドから実線のラジアルを仮設置(7MHz用)

若干SWRは改善されるものの芳しくないですね。

SWRこそ少しだけ落ちていますが、見かけ上の改善というのが明らかな印象です。

それとシャントコイルを入れてみました。

これも変化なしです。

こんな訳で明日、持参した大量のクランプコアをタワーと接している同軸ケーブル部分に

大量装着してみます。合計150個です。

これで同軸とタワー筐体(グランドエレメント)の縁がうまく切れたりして改善すれば嬉しい

のですが・・・・・あまり期待しないようにしておきます(笑)

納得のいくところまで頑張ってダメだったら、悔しいのですが降ろします。