非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

7MHz

2013-11-28 21:46:45 | ベランダアンテナ
こんばんは。

7MHz、10MHzのコンディションが良い感じです。

10MHzのT30はパイル参戦の途中で脱落しましたが、7MHzでは5W8A、C6AKQとQSO出来ました。

C6AKQは結構カツカツでした。

いつも感じているのですが、2ホップまでの伝搬はそこそこ、3ホップ目になると厳しいです。

これはRBNからのレポートを見ても明白。

2ホップ目で地表に反射した際に、残っているエネルギーが少ない事が実感できます。

そのためには打ち上げ角もあるのかもしれませんが、送信出力も必要なのでしょう。

例えば50から100W、100から200Wというようにたかが3dBかも知れませんが、反射を繰り返す長距離伝搬においてはプラス

50W、プラス100Wという捉え方が妥当で、この差ははっきり現れると思います。 よく50Wも100Wもたいして変わらないとか3dB

の差しか無いということを耳にしますが、当たりとも言えるし外れとも言えるでしょう。

これをリニアアンプで作り出すのか、アンテナ利得で作る出すのかという別はありますが。





ノイズ対策前後の様子

2013-11-27 17:05:19 | ノイズ対策
先日発見したATU用コントロールケーブルからのコモンモード電流。

連続送信しながらコントロールケーブルの電流分布をあたってみました。

計測用のコアの中にコントロールケーブルをとおして、リグの出口から給電点側に向かって測定治具を移動させていきます。

ちなみにATUコントロールケーブル系のノイズ対策は以下のとおりです。

ATUの箱内部にクランプコア3個、ATUからすぐの場所にFT240#61材(W1JR巻き)、そしてそのまま連続的にクランプコ

アを5個ほど。その後、室内に入って、リグのAH-4コントロールケーブル接続口近くにTDK製のZCAT3035-1330に5回

巻きを2個入れています。ただし、上記の屋外部分のコアは全て素性のハッキリしないコアです。

これだけ対策していればOKなのでは?と思われる方もおられるかもしれませんが、見た目だけが立派で中身は伴っていない

感じでした。屋外の素性の分からないコアは殆ど効いていませんでしたし、コントロールケーブルのちょうど中間点付近では、2

0W送信で何とRF電流値が100mA!!!!!(拙宅で最もコモンモード電流が検出されている14MHz帯) それ以外の場所

でも30mA以上は全箇所で検出します。どうやらケーブル中間点を最大としたカーブが描かれるようです。つまり中間点から離

れるにしたがって電流値は減少します。

それにしても50Wや100Wで送信したらどれだけ流れることか・・・・・

単純計算でも100W送信では0.5A。恐ろしいですね(^^; 

ガス警報器、インターフォンとか鳴るのでしょう。

ATUを研究されている方々が、ATUのコントロールケーブルは送受信ともノイズの発生源云々という事を言われていることよく

わかりました。



さて、電流の腹のような部分が分かりましたので、余っていたZCAT3035-1330を使ってその部分に3Tしたものを2個直列

に入れてみました。あまり期待はしていなかったのですが、なんと5mA以下に! 一瞬、嘘だろ!?と思いましたが。

で、逆に「嘘だろ?」と言われそうですが、受信側のノイズが無くなりました(大げさか(笑))

今までで一番効果を感じられたかも知れません。

ATUは同軸ラインよりもコントロールケーブルラインにノイズ対策したほうが効果を感じられるとか、受信ノイズが減るというよう

な記事を目にしたことがあったのですが、これを裏付ける結果となりました。

春先の7MHz帯での受信状況(ノイズが立っている状況。この頃はS9レベルのノイズに悩まされていました。この写真はYoutu

beに投稿した動画をPCディスプレイ越しにスマホで撮影)と本日、対策後の受信状況を掲載します。

時期、コンディション等の違いはご容赦願います。



【今年春先の状況】
20131127_155147

【本日の状況】
20131127_155213





RF電流の測定とノイズ撃退

2013-11-25 21:27:50 | ノイズ対策
今日は休みでしたが、前線通過に伴う強風のためアンテナが出せませんでした。

集合住宅建物方向の関係上、東西方向からの風の時はちょっと厳しいです。

拙宅は海から近く、一年を通して風の強い場所なのですが、北風が多いため南側ベランダでのアンテナ展張に支障が出る

ことは少ないので助かってはいます。



先日、大進無線さんに直接お伺いして購入したRF電流測定治具。

大活躍です。

色んな場所を測ってみました。



その前に以前から確認してみたかった事を実行しました。

玄関の外の階段部分の手すりがベランダに展開している銅板と導通があるかどうか。

10メートル程の電線を玄関の外まで引っ張って、テスターで導通を測ってみましたところ、しっかりと完全導通が確認できまし

た。



その上で階段手すりのパイプ部分にRF電流計のコアを挟んで測定実施。

電流は確認できずホッとしました。



次にキッチンのガスレンジに繋がっているガス管の金属部分。

見事に4mAを確認(^^; 

ガス管や水道管が鉄筋とつながっていることは、かなり前に確認済みでしたので、やっぱりな~という感じです。

ただし、ガス報知器につながるACラインには電流は乗っていませんでした。

続いてインターフォン、これも問題なし。



測定を進めている段階で、結構大きな値を出している部分を発見しました。

LANケーブルです。

光回線のルーターから、居間のパソコンには無線LANでつながっていますが、無線機横のPCにはLANケーブル接続をして

います。10メートルのLANケーブルを途中丸めて短縮して使っているのですが、このケーブルのどの部分でも30mA以上を

確認。特に14MHzで送信すると大きな値。60mA程度出ます。とりあえず無線機横のPC側のLANポート入口付近で、大型ク

ランプコア装着(LANケーブルを3ターン) これだけで何と3mAに減少!これには驚きました。念のためルーター側にも対策。

で、もうひとつ受信側で儲けたことが。LANケーブル対策でバンドノイズが更に減りました。7MHzなどは今日の段階ではにや

けてしまいそうな感じです。SSBモードで帯域2.4KHzで聞いてもSが0です。もちろん信号は元気良く入ってきます。直後、W

とも双方良好なレポートでQSO出来ましたので問題なしと考えられます。



それと幾つか対策が必要な部分も出てきました。

机の金属足の部分、ベランダの物干し竿や竿ホルダー、それと室内に置いてあるモービルホイップアンテナです。

それぞれ結構な値をたたき出しています。



室内のモービルホイップは見事に、運用周波数と同じバンド帯のアンテナから高い値が検出されます。 

想像はしていましたが、実際に定量的に確認できると面白いですね。











WWDX CW 21MHzの状況

2013-11-25 08:22:57 | DXCC/DX QSO
早朝ランニングから戻ってから、仕事も休みだし、せめて少しだけでも参加しようと無線機の電源を入れました。

台風並の強風のためアンテナは半分ほどベランダに入り込んだ状態ですが、2.5mの短いバーションのエレメントで受信した状況

を動画に収めました。

ノイズをだいぶ押さえ込むことに成功していますので、リグのプリアンプもいっぱいいっぱい使用しています。ご覧になられればわ

かるかと思いますが、街中の集合住宅の割には20dBのプリアンプを入れてもS/Nがそれほど悪くないかと思います。

(別の機会に紹介しますが、21MHzは先日購入したRF電流計キットで、同軸のどの部分に電流の腹が来ているかが判明しました

のでその部分に集中的にノイズ対策を施しました。)



別に面白くもなんともない動画ですが、こうやって記録に残しておくと「あの時のアンテナではここまで受信できたんだな」といった

感じで、転勤族の私としては転居先での参考になります。

http://youtu.be/OxfkqVcMyQM



21000~21100KHzまでCQステーションをゆっくり数えてみましたが、カウントできただけで約120局。こんな小さなアンテナでもこ

れだけ聞こえるのですから、タワーの方とかは無数に聞こえているのでは?

それとアメリカの0~9の全エリアとどれくらいでQSO出来るか遊んでみましたが、こちらの挑戦は25分という結果でした(笑)


CQ WW DX CWコンテスト参戦のため急行(したけれど)

2013-11-24 20:49:49 | DXCC/DX QSO
各バンド、モールス信号で溢れていますね(^^)

この日に合わせてかなり前から、ノイズ撃退やエレメント改造、そして銅板接地、BPF購入といった準備に勤しんできました。

そして約1か月前(10月末)・・・仕事の予定表発表! 

なんとコンテスト当日は夜勤・・・・ガクっ・・

でも夜勤明け速攻で帰宅すればちょっとだけでも出来る! アンテナをとっかえひっかえ比較も出来る! 



本題はここから。

夜勤が明けていつもの国道。車を走らせていたところ、首輪のつながった子犬が国道の真ん中を車に怯えながらヨタヨタと・・・・

『こいつ間違いなくはねられる』

この国道、交通量もそれほど多くない50キロ道です。タヌキ、猫、ヘビはしょっちゅうはねられています。

すでに何台かが停車して犬を安全な方に追いやったりして、微笑ましい光景です。



なるほど!『犬を助ければ恩返しでDXが稼げる』・・・・とは考えませんでしたが・・・・

私も停車して子犬救助に参戦。

追い詰めて、背後から腰を掴んで・・・・

がぶり(痛)!

右手人差し指やられました~(^^;



運転していると何だか痛い。

妹夫婦は獣医で動物病院をやっています。 で、すぐ電話。

ちょうど夫婦ふたりで犬の手術中ということで、母親が電話口に出ました。

肝心な時に、犬に噛まれたのに犬の手術とは(^^;



結局、救急病院に行きましたが、診察1分、4000円。(FT240#43が2個買えますね)

国内で狂犬病に罹ることはかなり稀で、しかも皮膚が裂けていないので安心してくださいとのこと。

妹からも電話があり、同じことを言っていました。ただ、国内で狂犬病が根絶した証明は出来ていないとのことです。

妹曰く、興奮した犬を背後から腰を抱くのは極めて危険とのことでした(笑)



さすがに思いっきり噛まれましたので、指は痛んでいまして電鍵の打鍵に不自由があります。(特に5NNが打ちにくいです)

『犬を助ければ恩返しでDXが稼げる』(とは思いませんでしたが)・・・・

見返りを期待して行動すると良くないという物語が出来そうですね(^^)



今日、サフィックス ”DOG”に出会えたら、これはこれでかなり話題になりますが・・・・

そういう浮き足立った事を考えていると、インターフェアとかが起こりそうですので、指も痛いので今日は大人しくしておきます。

また来年のWWDXに期待です(^^)v