ノイズ対策をすすめて数ヶ月、できる限りの事はやり尽くした感じです。
さて、昨日まで私用で大阪に行っていたのですが、日本橋の電気街に興味があって足を運びました。
タワーの建っているアマチュア無線ショップなどもあって、規模は大きくないまでも数十年前の秋葉原を思い起こさせてくれま
す。
ノイズ対策の最後の懸案である、アンテナコントロールライン系。
先日の記事にも書きましたが、アンテナコントロールラインには予想以上にRF電流が乗っていました。
どこかでインターフェアがでているんじゃないかと青くなるような数値です。
ATU(AH-4)使用時、14MHz帯では50W送信でMAX250mA・・・・
そんなことから今回、大阪日本橋でコントロール系対策用と保安用アースライン用に、FT114-77材とFT140-43材を合わ
せて13個買って来ました。
まずはAH-4の対策を実施(写真)
43材と77材を交互にしてATU内部に入れてみました。
14MHz帯50W送信でコントロールケーブル上の全ての箇所で測定したところ、結果はMAX11mA。
ほとんどの箇所で5mAあるかないかにおさまりました。
また、同時にATUで自動チューンした際にすべてのバンドでSWRが1.00に近い状態になるように変化しました。(今まではも
うちょっと高めの数値でした)
それと玄関踊り場の開き戸を何気なくあけてみましたら、UHFの増幅分配器を発見しました。
私のところは最上階で、各部屋の番号が書かれた同軸が出ていますので、最上階だけにある装置だと思います。
今回の対策で今までコントロール系に使っていたパッチンコアが全てフリーになりましたので、分配器の電源線やアースライ
ン、同軸に取り付けさせてもらいました。時折、ビューンという外来信号音が21MHzで観測されていまして、どうもTV系統だなと
思っていたのですが、おそらくこの分配器でしょう。今日は夜になってもこれが聞こえませんが、もう少し経過を見てみようと思
います。