非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

PCとATUからのノイズについて

2021-10-06 07:11:02 | ノイズ対策

昨夕、今日の移動運用の準備中に発見したことふたつ。

 

ひとつめはPCからのノイズが無線機に入って来ているということ。

正確には『JTDXを立ち上げると、USBケーブル経由で無線機にノイズが立つ』となります。

 

ふたつめはアンテナチューナー(AH-705)のコントロールケーブルからもノイズが入って来ているということ。

 

上記ふたつ合わせてSメータ読みで概ね2ほどノイズがあります。

どんぶり勘定ですが、内訳はUSBケーブル経由がS1.5、ATUコントロールケーブル経由がS0.5のような感じでUSBケーブル(JTDX)からの方が大きいです。

これまでの2回の移動運用で気づかなかったのは、屋外という好ロケーションのため信号強度がノイズに勝っていたためだと思います。

 

USBケーブルからのノイズに気づいたのは、ベランダに設置したアンテナでFT8信号を何の気なしに受信していた時でした。

USBケーブルを抜いた際に、IC-705のバンドスコープ上のFT8信号のスペクトラム数が明らかに増えたのが判りました。

ノートPC自体からのノイズか?と思いましたので、ノートPCとIC-705の距離を近づけたり離したりしましたが変化なし。

そこでUSBケーブルを挿しなおして、まさかとは思いつつもJTDXを終了させてみました。

するとどうでしょう、ノイズ下の信号が見えるようになります。

念のため、運用時に同時立ち上げするLogger32とBktTimeSyncでも確かめましたがこれらは関係なし。

 

そこでUSBケーブルにクランプコア(パッチンコア TDK製ZCAT2032-0930)でノイズ対策を。

最初はPC側に2回巻(1回だけ回す)をしたものを3個装着。内部が繊細なUSBケーブル保護のためにも1回だけ回すのが良い気がします。

やたら何回も回すと断線だけでなく線間容量が増えて逆効果になるかも知れませんし。

これでだいぶ良くなりました。S1.5程度振っていたノイズがS0.5くらいという感じ。

そこであとひと押し。

PC側に追加装着しましたがそれほど変化なし。

そこで同じ要領でIC-705側に3個装着したところ効果あり。

都合、IC-705側に3個、ノートPC側にも3個を装着。

ノイズが完全消滅したわけではありませんが、IC-705のW/F画面の濃淡でも何となくノイズ?というほどまで低減。

これで体感的にはS1.5のノイズがS0.1~0.2まで減少した感じ。

 

次にAH-705のコントロールケーブル。

ちなみに昨日、名古屋大須の電材屋さんで5メートルのオーディオケーブルを買ってきました(前回購入した10メートルはちょっと長いので)

税込み560円。

こちらの方もUSBケーブルと同じ要領で、無線機側とATU側の両方に3個ずつ装着。

S0.5のノイズはほぼ消滅。

 

USBケーブル、ATUコントロールケーブルからのノイズ、Sメータ読みで合計2ほどあったものがほぼ消滅。

移動運用で信号強度が大きいとついつい見逃しがちな部分でした。

FT8通信において大きなアドバンテージになると信じて、今日午後からの移動運用を楽しんで来ようと思います。


再開

2020-06-10 13:25:26 | ノイズ対策

ブログ再開します。

それにしても5ちゃんねるにパッチンコアネタで書き込みしているのは、私本人だという書き込みまであって驚いた次第です。

IPアドレスにも私のものが出てこないため、そこは後々理解していただけると思っております。

さて、この話はブログ上ではここでおしまいにしたいと思います。

 

今回はそのようなことでクランプコアで指摘を受けましたので、大量のクランプコアを装着し始めた頃の動画を掲載しようと思います。

5ちゃんねるにも外付けノイズキャンセラーで綺麗に調整されている方の動画があって、色々な対策に頷いているところです。

実はノイズキャンセラー装置も所有しているのですが、ノイズ受信そのものが上手くいかず押し入れで眠っております。

 

私の場合は数珠繋ぎと言われるクランプコア装着を始めたのは、同軸全体をシールドできないかなと思ったのがきっかけでした。

5ちゃんねるには金属管で覆えばいいという書き込みも見られましたが、私もそれはその通りだと思います。

その途上でコモンモード電流の測定なども行ったりもしましたが、3~5メートルという短いベランダ設置エレメントでも、

DXCCが250近くまで達したことや、FT8で1W、WSPRだと100mW程度でもアフリカ方面まで飛ぶことや、受信側もFT8では-26dB、

WSPRでは-34dBまでデコードできていることから、理論的な説明は私には出来ないことは情けないのですが、何らかの効果があるのでは

ないかと感じています(そう信じたいだけなのかも知れませんが)

 

動画は6年半前のものになりますが、Youtubeのリンクとなります。

記憶を辿りますと、確か同軸全区間に対して半分くらいはクランプコアで覆った頃でしょうか。

エレメントは5メートル以内のアルミパイプでベランダ付け。

それとこの頃は大進無線のプリセレ内蔵のプリアンプを接続していますが、撮影時はスルー状態です。

あまり出来栄えの良い動画ではありませんが、片方の動画はノイズ対策途上と題名を付けていますので、色々と試行錯誤していた頃かと。

接地は7メートルのベランダ全面に敷き詰めた銅板でした。

建物は鉄筋コンクリートの5階建てで最上階。

 

両方とも手動で周波数をゆっくり移動させて、なんとも訳の分からない動画ですが、信号が無いときにはSは振れず、

信号が来たらSが振れるという感じです。21メガの動画はリグ内蔵のプリアンプ2を入れていて、10メガはプリ無しです。

今はこの動画よりももう少しまともになって静かに聞けるようになりましたので、機会がありましたら今の状態も動画にしてみたいと思います。

それと素の同軸と5ちゃんねるに書かれていた、数珠繋ぎの同軸との比較は是非ともやってみたいと思います。

 

21メガの動画

OGPイメージ

CW WWDX CW 2013(Very small antenna with valcony)

 

youtube#video

 

10メガの動画

OGPイメージ

ノイズ対策途上

Sメーターで9前後も振っていたノイズ。だいぶ対策が進みました。

youtube#video

 

 

 

 

 

 


ジャンク品クランプコア入手

2017-02-19 14:48:31 | ノイズ対策

本日、静岡西部ハムの祭典にて。

竹内工業製 SFT72SN

一昨年も出品がありましたので、毎年出るのかも。

サイズは8D同軸がOKですが、TDK製品と比べると阻止抵抗はかなり劣ります。

(TDK製品は相当優れた値を出します)

1個あたり10MHz(1T)で100Ω、2Tで300Ω弱といったところでしょうか。

ですから決して使えないものではありません。

1個100円。20個買って、おまけに1個付けてもらって21個入手。

新品を普通に買うと700円くらいしますのでかなりお買い得だと思います。

IC7300も一台オンリー特売していたのでどうしようか迷っていたら、いつの間にか別の方が購入(^^;

こちらは惜しいことをしました!


クランプコアの連装とコモンモード電流値の関係

2016-12-02 07:56:09 | ノイズ対策

数か月前に取ったデータがメモ帳の中に眠っていましたので掲載します。

何かの参考にして頂ければ幸いです。

条件などは以下のとおりです。

 

アンテナは9mのタワーの下部(地面)にATU(MFJ993BRT)を設置して、タワーに直接給電。

接地はタワー下部に埋めた銅板(約5㎡の大型接地面)

同軸は5DFBを約10mで送信出力は50W、周波数は14025KHzです。

使用したクランプコアはTDKのZCAT2032-0930で大進無線の測定治具を使用。

コアの装着はATU側から室内側に向かって行うこととして、MFJ993BRTの同軸コネクタ部分から開始。

測定箇所はリグの出口すぐの場所で、測定中、一切変更していません。

 

縦の0-60はコモンモード電流値(mA)で、横の0-50は挿入したコアの個数を表しています。

まず最初にコア無しの状態で測定→49.8mA..........結構流れています。

次に1個だけ装着→39mA........おっと!1個だけだとオマジナイ程度かと思っていましたが、意外や意外!

ここから先は1個ずつだと日が暮れるので、5個単位で増やしていきました。

5個の場合→15.8mA.........順調に減少しています。

10個で更に半減して7.2mAです。

ただしこれでも仮に200W運用した場合には4倍の約30mAが流れることになりますので、まだダメかと。

この後は緩やかな減少となり25個で更に半減の3.7mAになりました。

30個(2.1mA)、35個(1.2mA)...........そして40個で一気に0.2mAに減少して、45個でほぼ同値の0.3mA。

50個で0.7mAに少し上がりましたが、概ね35~40個を連装した時点で満足のいく値になりました。

 

他の周波数もやれば良かったのですが、遠く離れた実家での作業で時間がありませんでした。

これまでの経験からは、周波数が低くなれば更なる個数が必要で、高くなれば少ない個数で大丈夫だと思います。

ただし、アンテナや同軸との位置関係等々、様々な条件によって値や傾向は異なってくるでしょう。

TDKのコアを宣伝する訳ではありませんが、コアの品質は何よりも重要でしょう。

私はSEIWAとTDKが多いです。

とにもかくにもクランプコアの効果を再認識した次第です。

 

余談。

実家での作業を思い起こすと敗北、挫折したHi-Qアンテナの設置を思い出します。

思い出すだけではいけないので、ぼちぼち次のアンテナのことを思案中です。


TVI調査(2)

2016-08-02 12:30:17 | ノイズ対策

5月13日に発症した強度のぎっくり腰は全治40日という自分にとって異例の長さ。

そして6月末に突然の胸痛。

この数か月、ちょっと調子が悪かったのですが一昨日からランニングを再開しました。

先ほども炎天下の中、10キロほど行って来ましたが今日はビールが旨そうです。

無線の話しではありませんが、陸連登録してフルマラソンで2時間半切りを目指していた頃と

今の体型比較をしてみました(笑)

 

40歳前後の頃になりますが、体重62kg×体脂肪5%=3.1kg

そして50歳を過ぎた今、体重69kg×体脂肪23%=15.9kg

体重が7kg、体脂肪分の重さは13kgアップ(笑)

筋肉も脂肪に変わったということでしょう。

こんな事では狭心症だとか高血圧とかになる訳です。

更に、シリアスランナーだった頃はレース前3か月から絶対の絶対の絶対に、

アルコールを一滴たりとも体に入れることはありませんでしたが、

今は日本酒の瓶を見ただけで涎が垂れる感じで、常用の栄養剤です(笑)

飲まないと体の具合が悪い感じ(^^;

 

さて、本題のTVI調査の件です。

田舎のタワーのある場所には数軒のお宅があるのですが、一番近いお宅のテレビアンテナ

までは直線で10m以内です。

これが一番の懸念材料だったのですが、「ケーブルテレビなのでアンテナは使っていません」、

「大丈夫ですよ~」とのこと!

これに関しては非常にありがたい知らせとなりました(^^)

 

もう一軒、20mほど先にテレビアンテナがあるのですが、このお宅は30素子くらいある

超高利得型のアンテナを電波の強いスカイツリー方向に向けておられます。

こちらのタワーとの関係は45度サイドという感じでしょうか・・・・・・

もちろんTVI有無の確認には伺うつもりですが、ここがクリアできれば大きく進展しそう。

 

我が家はアンテナ系を全て換装します。

先日見て頂いたテレビに詳しい電気屋さんからは、ブースターが20年以上前の基板剥き出し

タイプであることや同軸コネクターも無い古いタイプであること、ブースターボックスが

まったくシールドされていないものであることを指摘されています。

 

一歩前進した感じ。