非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

ベランダアンテナから世界に電波を。目指せDXCC HONOR ROLL! 
理論良く分かりませーん!

SDR#の画面表示

2015-03-22 08:29:21 | LP-PAN2/SDR

ここのところパッとしないコンディションでしたが、昨晩の14MHzの様子。

RUSSIAN DX CONTEST 2015の真っ只中で、表示されている信号は殆どがロシアや

ヨーロッパです。

無線機のプリアンプを入れた状態なのでちょっとノイズが持ち上がっていますが、

結構良い感じです。普段はプリアンプを入れることはなく、プリOFFだと

目的信号スペクトラムだけが鋭く立つ感じです。

磁気嵐継続中ですが、春のコンディション到来ですね(^^)

(CG-3000と4メートルのアルミパイプにて受信)


同軸上のパッチンコア改修(その4)

2015-03-21 21:34:09 | ノイズ対策

すべてのコアを取り付けました。

最後のコアが約1メートルほどアンテナ側で終わりましたので、

やはり隙間がそれだけあったということですね。

 

結果はどうかというと良く分かりません(笑)

このように書くと、「やっぱりそうだろ」と笑われてしまうかも知れません。

でも、ノイズ対策って、ミリ単位の積み重ねで気が付いたら「何だか静かになったかも」

という感じなんだと思います。

もちろん、いきなり「ノイズ激減!」というのもありです。

 

今回の対策でしっかり、はっきり実感できたのは、次の点です。

① CWSkimmerの画面に出ていたノイズの粒が消えた。

② ハイバンドで約20dBのプリアンプを入れてもSが0のまま(CWモード、500Hz)

③ コモンモード電流測定結果、50W出力で各バンドとも同軸のあらゆる点で1mA以下。

  (0.5mA前後が多い)

④ アンテナをつないでいても、つないでいなくても無信号時のノイズスペクトラムの

  レベルに差異が無くなった(あっても数dB差)

特に①については画面がつるっとした感じで、信号だけが綺麗に表示されています。

スペクトラム表示用のSDR#も同じ状況で、とても見やすいです。

もしかしたら上手く行ったのかも?

 

ここ数日、強烈な磁気嵐でノイズ自体が多いと思いますので、これらがおさまった後に

どのように聞こえるかが楽しみです。

 

いずれにしても隙間を埋めることで1メートル分、クランプコアによるシールド区間が

減りましたので、4月に入るまで余計な買い物を控えて30個ほど追加しようと思います。

(いつも買うSHOPで合計3,900円、送料、代引き手数料込みで5,000円弱です。

秋葉原の近くだったら送料とか要らないのでもっとたくさん買えるのですが(笑)

とにかくLP-PAN2ゲットまでは節約です!)

 

このコアは7MHz前後だと一個当たりのインピーダンスは約30Ωくらいです。

ですからたとえ100個入れても単純計算で3kΩ。

実用上のギリギリのラインだと思うんです。

今の個数、ハイバンドでは申し分ありませんが、7~14MHzでももっと効果を

出せるのでは?という期待感があります。

30個追加で合計180個になりますが、知人の知人は計算して300個入れている

そうです。

経験上、決してやりすぎだとは思いません。

次回につづく。

 

 


同軸上のパッチンコア改修(その3)

2015-03-18 08:11:02 | ノイズ対策

取付け段階です。

間違いなくここが一番重要です!

先輩から教えてもらいましたが、「隙間から水が染み出るようではダメ」とのこと。

指で思いっきり圧着して・・・・

塩ビテープで圧着しながら、ひとつひとつ丁寧に巻いていきます。

これを150個分、とても手の掛かる作業ですが、やらないと成功も失敗も見えません。

繰り返しになりますが最も大切なのは、上下のコア同士の密着です。

一個のコアを密着をさせたら、次は直列方向の密着。

今回の本来の目的はここにありますので、直列方向の密着をないがしろにすることはできません。

つづく。


同軸上のパッチンコア改修(その2)

2015-03-16 22:02:03 | ノイズ対策

実際の作業に入りました。

改めて・・・・今回の課題は、コアとコアの隙間をなくすということ。

そのための障害はパッチンコアのケース本体です。

ということで・・・・・・・

コア本体をケースから取り外します。

先端の尖ったドライバーを差し込んで・・・・・

150個分のコア全てを外しますので、とてつもなく疲れる作業です(笑)

ケース本体には4つの小さな爪があって、これでコアが外れないようになっています。

爪が折れないように外せましたので、元に戻すことも可能です。

 

ところで・・・・・

TDKのパッチンコアは再現性に優れているとのことですが、他のジャンクコアとの違いを見つけました。

上の写真の裸になったコアを合わせてみて、筒状にして中を覗いてみますと接合部分が非常にきれいです。

つまりぱっちんとした時に、上半分と下半分の半円の接合部分の隙間が非常に小さいということです。

ジャンクコアは隙間がハッキリ見えるものもあって、コアの内側から外側の光が見えました。

 

さて、次は裸にしたコアを同軸に取り付けていく難関作業です。

つづく。

 

 

 


同軸上のパッチンコア改修(その1)

2015-03-15 16:25:43 | ノイズ対策

何度も書いておりますが、同軸ケーブルに150個ほどのパッチンコアを取り付けています。

コモンモードノイズ対策でもあり、外来ノイズの障壁的な役割も担ってもらっています。

磁界シールドです。

ずっと前から気になって、いつかは実験してみようと思っていたことが・・・・・

 

その前にパッチンコアですが、文字どおり「ぱっちん」と挟み込む訳です。

問題というか、気を付けなければならないのは隙間を作らないこと。

半円状のコアとコアがぱっちんとくっつく構造ですが、このコアとコアに隙間があると効果は激減!

おそらく1ミリなんていう隙間があったら終了かも(笑)

だからパッチンコアにはタイロックが付属していて、これはしっかり圧着してやってねということでしょう。

中にはテープで圧着している人もいるくらいです。

接着剤でくっつけたりもあります。

ぱっちんと閉じれば、本当に隙間が無いように見えるのですが、

効果を求めるならばもうひと押しなのかも。

 

実はこのテープでの圧着も以前からの課題のひとつでしたが、それ以上に今回は

一つ一つのパッチンコアの間の隙間を埋めるという事がメインテーマです。

コアを連続装着する際にパッチンコアのケースとケースが連なる訳ですが、

ケースの中にコアが収まっている関係上、ケースは密着していてもコアとコアに隙間が

あるんですね。この隙間を埋めるということです。

ふたつのコアには平均して6ミリ程度の間隔があります。

これは直列方向の話ですので、前述の1ミリ云々とは別の話になりますが、

150個のコア全体で隙間が900ミリという事になりますので、これを無くしてやろうと

いう試みです。

 

このいくつもの数ミリの隙間からノイズが入ってきているような気が(実際に入るでしょう)

していまして、気にかかっていました。

 

今、LP-PAN2がどうしても欲しくて貯金箱にお金を貯めていますので、

苦労しそうでもコストのかからないこの作業は歓迎です(笑)

 

次回につづく。