すべてのコアを取り付けました。
最後のコアが約1メートルほどアンテナ側で終わりましたので、
やはり隙間がそれだけあったということですね。
結果はどうかというと良く分かりません(笑)
このように書くと、「やっぱりそうだろ」と笑われてしまうかも知れません。
でも、ノイズ対策って、ミリ単位の積み重ねで気が付いたら「何だか静かになったかも」
という感じなんだと思います。
もちろん、いきなり「ノイズ激減!」というのもありです。
今回の対策でしっかり、はっきり実感できたのは、次の点です。
① CWSkimmerの画面に出ていたノイズの粒が消えた。
② ハイバンドで約20dBのプリアンプを入れてもSが0のまま(CWモード、500Hz)
③ コモンモード電流測定結果、50W出力で各バンドとも同軸のあらゆる点で1mA以下。
(0.5mA前後が多い)
④ アンテナをつないでいても、つないでいなくても無信号時のノイズスペクトラムの
レベルに差異が無くなった(あっても数dB差)
特に①については画面がつるっとした感じで、信号だけが綺麗に表示されています。
スペクトラム表示用のSDR#も同じ状況で、とても見やすいです。
もしかしたら上手く行ったのかも?
ここ数日、強烈な磁気嵐でノイズ自体が多いと思いますので、これらがおさまった後に
どのように聞こえるかが楽しみです。
いずれにしても隙間を埋めることで1メートル分、クランプコアによるシールド区間が
減りましたので、4月に入るまで余計な買い物を控えて30個ほど追加しようと思います。
(いつも買うSHOPで合計3,900円、送料、代引き手数料込みで5,000円弱です。
秋葉原の近くだったら送料とか要らないのでもっとたくさん買えるのですが(笑)
とにかくLP-PAN2ゲットまでは節約です!)
このコアは7MHz前後だと一個当たりのインピーダンスは約30Ωくらいです。
ですからたとえ100個入れても単純計算で3kΩ。
実用上のギリギリのラインだと思うんです。
今の個数、ハイバンドでは申し分ありませんが、7~14MHzでももっと効果を
出せるのでは?という期待感があります。
30個追加で合計180個になりますが、知人の知人は計算して300個入れている
そうです。
経験上、決してやりすぎだとは思いません。
次回につづく。