備忘録的にアップで申し訳ありません。
タワー筐体(Hi-Qグランド側と接続)と室内に引き込まれている同軸の芯線側。
抵抗値:220kΩ
やはり∞じゃないのが?です・・・・
今からタワー作業。
備忘録的にアップで申し訳ありません。
タワー筐体(Hi-Qグランド側と接続)と室内に引き込まれている同軸の芯線側。
抵抗値:220kΩ
やはり∞じゃないのが?です・・・・
今からタワー作業。
ノート代わりのような記事になってしまいますのでご了承願います。
到着後、天候にも恵まれ早速作業を開始。
(1) 同軸ケーブル(室内側)点検
芯線側と編線側をテスターで計測。コンスタントに270kΩが・・・・・何となく腑に落ちません。
アナライザで確認してみましたが何となく短絡のような感じもしないでもない。
でも給電点に繋がっているのでまだはっきりしません。
後ほどアンテナ給電側も一旦外して、同軸を完全に開放状態にして再計測の予定。
再計測はテスターによる絶縁(導通)確認とアナライザーによる開放(短絡)確認。
(2) TVIに関して大きな発見
数か月前に7/14MHzで発生を確認した地デジへのTVI
あの日は帰る前でろくにチャンネルなども確認していませんでした。
今日、確認したらNHK総合のみに発生・・・・・・なのですが・・・・・
良く見るとNHK総合が我が家のテレビの1chと11chにメモリされています。
障害が発生するのはこのうちの11chのみ。
画面右上を見ると11chはNHK総合(東京)、1chはNHK総合(水戸)となっています。
この地域、すぐ直近に(本当に見通しです)中規模中継局がありまして、我が家もご近所さんも
その中継局にアンテナが向いています。ここはNHK総合(水戸)です。
こんなことからあまり心配しなくても良さそうです。
そこでとりあえずTVIが出る11chのまま、いくつか検証をしてみました。
【検証1】ダミーロード接続(リグ直下)でフルパワー(50W出力)
まったく障害は発生しません。
【検証2】同軸をリグから外してアンテナアナライザーに接続(RF信号出力:13dbm)
13dbm、つまり20mWという超QRPです。
障害発生。見事にブラックアウトします!
【検証3】アンテナアナライザーをダミーロードに接続して、テレビにくっつけて送信
まったく障害は発生しません。
【検証4】上記の検証3のセットアップのまま、テレビ同軸にダミーロードへの同軸をぴったりくっつける。
これ障害が出そうな気がしたのですが予想に反して出ませんでした。
ちなみに同軸と同軸が接している長さは50センチ程度です。
【検証5】検証2とほぼ同様の形態で、コモンモードフィルターを挿入。
コモンモードは超強力なかのサガミエンジニアリング製。
障害発生、ブラックアウト。
【検証6】上記の検証5のコモンモードフィルターをLPFに変更。
こちらのフィルターもサガミ製です。
これは障害が発生しません。
【検証7】無線機に上記のLPFを接続して送信。
数100mW出力でも画面が乱れ始め、500mW~1W程度でブラックアウト。
一部例外(検証6)があるものの、ダミー接続時はたとえ50Wでも障害はなし。
このような事から屋外に延びている同軸ケーブル~ANTの輻射が影響していると考えられます。
(3) コモンモード電流測定
気絶しそうな結果が出ました(笑)
若者が使う"ヤバい"という意味ではなく、真にヤバい数値。
1W出力(SWR≒3で完全にマッチングしていない状態)でも20mA以上、50Wでは数百mA。
やはり同軸に欠陥か?
変なのが流れまくっているイメージです。
後でタワーから降ろした同軸の先端にダミーロードつないで再測定予定。
だいぶ見えてきたので、午後は実際にタワーに登ってみます。
ぎっくり腰まだ少し痛いのですが(笑)
何はともあれ普通は見ないチャンネル設定(遠距離にある中継局)にしか障害は発生していません
でしたのでひと安心です。
今月は仕事の関係で無理ですが、来月は上手く行けば2連休取れるかも知れませんので、そうなればアンテナメンテナンスに行こうと思います。
机上の空論中。
目的がインターフェア対策というわけではないのですが、次回セカンドシャックに戻った際にやろうと思っていることがあります。
イモムシ(クランプコア)の同軸ケーブルへの装着。
モノは現在使っているのと同じ、TDKのZCAT2032-0930、ちょうど5D同軸に合うサイズです。
TDK関係者でも何でもありませんが、やはりZCATシリーズは素晴らしい特性を持っているかと。多くの方が実際に個人的に計った値を記事にされていますが、カタログデータはほぼ正しいことが良く分かります。
今のアパマン環境では同軸ケーブルだけでも150個ほど装着していますが、送受信双方に好ましい影響を与えていると実感。
全ての方に同様の効果が出ると保証する事は出来ませんが、私の場合はこの恩恵でとりあえずノイズでSメータが振れることは無くなりましたし、短いアルミパイプの割には満遍なくDXに拾ってもらえるようになりました。こんな事から実家の同軸ケーブルにも同じ事をしたいという望みがあります。
ただしパソコンショップやハムショップなどで購入すると、こんな小さなコアですが1個300円以上もします。私は秋葉原のTDK正規代理店の某ショップにお願いしていますが、価格はまったく異なります。(安い方に) 正直なところ半額以下です。
今回は200~250個を購入する予定で、お小遣いには一切、手を付けず大人しくしているところです(笑)
それと今回のタワー上への垂直アンテナ設置に関しては、タワー筐体をグランドとしている訳ですが、それに関しては以前から果たしてどうなるのだろうと考えていた部分があります。それは同軸ケーブルと、接地体であり片側エレメントとしての役割を持つタワー筐体との関係です。
言ってみれば、このタワーは垂直ダイポールみたいなものです。その下側エレメントとして働いているタワー筐体に沿わせて、同軸ケーブルは下方に下りてきている訳ですね。普通に考えて正常なアイソレーション確保できてるの?と勘ぐりたくなる配置です。水平ダイポールに例えれば、中央の給電点から同軸ケーブルが一方のエレメントに沿って無線機に向かって来るようなものです。
このような問題に対しても、大量のイモムシ投入でどのような変化があるのか検証してみたいと考えています。
来月くらいには行きたいのですが、もう少し近ければなーと思う今日この頃(^^)
使えるバンドもあり、そうでないのもありの現状を把握できた数日前。
次回、対策のため実家に行けるのはおそらく6月か7月に、一泊二日の強行軍になると思いますが、色々と思案し始めているところです。仕事の都合上、とにかく実家に滞在できる時間が非常に限られていますので、一発勝負的なところがあります。
第一優先としてはやはりインターフェアの解決ですね。そしてその後が、7/10の高SWRの改善。
地デジ放送へのインターフェアについて、ネット上で情報収集してみましたところ意外と集まりました。
しかも「ローバンドやハイバンドでは出ないけれど、7/10/14MHzあたりで出る」、「数ワットでも出る」という、まさに今回のケースにヒットしているケースがあります。
実家から地デジ中継局(中規模局)へは直線距離で3キロほどで、実家自体が海抜40メートル以上の高台に位置しますので、地理的にも見通し距離にあります。ですから弱電界とは考えにくいんです。これについては次回、受信レベルを確認してみたいと思います。基本的には「テレビ側では対策を行わない」ことをスタンスとして、あくまでも無線側での対策を進めたいと思います。
気になっているのは、3メートルくらいの区間で地デジ同軸と無線用同軸が20センチくらいの間隔で並行している部分があるということです。
あとは特定の製造年、メーカーで同様のケースが出るらしいとのこと。
数日前、実家からこちらに戻る寸前に試したバッテリーによる無線機の駆動でもTVIが出た事から、とりあえず電源系ではない事は判明。あとは1ワットくらいから出始めて、出力に比例して障害が大きくなることと、特定の周波数(7/14MHz)のみで発生し、それ以外は最大出力の50ワットでも全く問題がありませんでした。
念のためコモンモード電流の測定も次回の宿題としたいと思います。
あとは関係ないとは思いますがLPFを付けての確認(これはまあ余興的に(笑))
課題が出来て、色々と楽しみが増えました。
とにかく使えるバンドはびっくりするくらい良く聞こえて飛びましたので、何としても残りのバンドを改善させたいと思います。