政治学級二十日クラブでは学習活動の一環として、「木蝋の里みやま」に相応しいまちづくりを進めるため「ハゼの木の植樹や和ろうそく作り」などの取り組みを始めました。
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これらの取り組みが有明新報に掲載されましたので、ごれを引用しご紹介します。
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みやま市の市民グループによるハゼの木の植樹があった。この木の実は同市の特産である木蝋の材料となるもので「木蝋(もくろう)の里みやま」としてのまちづくりの一環で市長らも参加。全国でも希少な木蝋の生産地として、市民には郷土への誇りをさらに感じてもらい、市外へはより広く深くまちの魅力をアピールするきっかけにしてもらいたいものだ。
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かって各地にあった木蝋の生産者は、全国に数ヵ所残るのみで、この内一ヵ所がみやま市にある。このことから、市民有志らが木蝋の里みやままちづくり協議会を組織し、環境問題と併せてまちづくりを考えるキャンドルナイトが開催されている。またボランティアによるハゼの木の植樹もあるが、より多くの人に知ってもらうには特産を生かしたイベントなどの取り組みをさらに広げることが大切ではないだろうか。
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植樹を行った市民グループは
学習の中で木蝋に理解を深め、木蝋生産者の協力を得て木蝋による和ろうそくの作り方を学び、和ろうそく作り教室の指導を手伝い、学んだ技や歴史の数々を児童らに教える活動を始めた。業者だけではなかなか手が回らなかった技術を伝える活動を応援し、まちのPRのため一翼を担っている。
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今回の植樹は、キャンドルナイトに加えて、市のイベント・
第一回まるごとみやま秋穫祭が
大学で行われたことなどを踏まえて実施。低木で実がたくさんなる種類で、木蝋生産業者が大切に育てていたものを提供したといい、市民グループのメンバーたちは一本の木から徐々に増やしていこうと夢を描いている。
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昨年の秋穫祭など大学を会場にしたイベントも年に何度か行われている。ハゼの木の植樹により毎年、市内外から集まってくる学生はもちろん、イベントの来場者もハゼの木に間近に触れることが可能で、この木と特産の木蝋とのつながりの説明などをすることどで、人々の「木蝋の里みやま」への認識も高まるに違いない。
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全国で唯一、昔ながらの方法で
天然樟脳(しょうのう)を作り続けているまちでもある。樟脳の材料となる市の木の楠(くす)、また
市の花・サクラとともに、ハゼの木をさらに増やして伝統産業の保存や振興に役立て、
清水山ぼたん園や山川の盆栽梅(
青輝園)(
梅花園)なども一緒に、行政や市民らが盛り立て、さまざまな花や木を楽しめる観光地づくりがさらに進めば、まちの魅力も増し、より多くの人が集まる活気あふれるまちになるだろう。
(有明新報 柳川大川みやま版 3月29日付け社説引用)
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▼ハゼの木を植える市民グループ
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