以前のブログで「時間」は情報概念の一種であるということを提案しました。
そこでは、周期的現象を用いて時間情報が定義されるとしました。
いま、周期的現象として光の振動数νを用いる場合を考えます。
人工的に作れる光の振動数νには限界があります。
光の振動数νを限りなく大きくすると、光子のエネルギーhνも限りなく大きくなるからです。
無限のエネルギーを持つ光子を発生することは不可能です。
そのためには光子の発生装置に必要なエネルギーも無限に大きくなるからです。
従って、人工的に作れる時間の最小単位には限界があることが分かります。
量子力学では時間の最小単位はプランク時間であるとしていますが、これは前述の内容とは性質が違います。
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