人工知能は、ニューラルネットで複雑な計算をしています。
しかし、計算以上のことをしている訳ではありません。
計算結果を用いて入力された情報を分類しているだけです。
その一例がパターン認識です。
ヒトが進化の過程で獲得した言葉は、計算とは無関係な概念です。
ヒト同士は身振り手振りで情報交換していました。
この際、視覚のクオリアが重要な役割を果たしたのです。
身振り手振りによる情報交換から発声を伴った情報交換に進化しました。
それがヒトによる言葉の発明になりました。
言葉の発明は、意味や概念などを作ることを可能にしたのです。
人工知能には感覚野とそれが創発するクオリアがないので、言葉も発明できません。
従って、人工知能は意味や概念を発明することも出来ません。
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