亀の歩みで

急がず、慌てず、IT文化を楽しめたらいいと思っています。

シャンソンの祭典 パリ祭

2006-07-09 10:13:33 | Weblog

シャンソンの祭典「パリ祭」を聴きに行ってきました。
新聞の記事で知り、電話でチケットを頼んだら、当日会場でということで、
時間に余裕をもって出かけました。
HNKホールの前には、開場まで1時間半もあるというのに、暑い中、列に並ぶ人、植え込みの淵に腰掛ている人など、かなり大勢の人が開場を待っていました。
席は指定席だというのに、なんでこんなに早く来ているのか不思議でしたが、来ている年齢層をみると、毎日の時間がたっぷりある人?ばかりでした。
山本リンダが登場して、ウララウララを歌っている彼女から想像できない歌唱力。
オペラグラスでみて分かりましたが、はじめは誰が歌っているのか分からなかったくらいです。
高 英夫は二人の男性に支えられて、ピアノに寄りかかるようにして歌い、歌は往時とは比べられるようなものではありませんでしたが、「祭り」だから、88歳という年で未だ歌える彼を称えてあげたい気持ちになりました。
芦野 宏(79歳) にしても、石井好子(84歳)にしても、高さん程ではありませんが、昔の面影はなくて、年をとっても頑張ってるなぁ という感じ。
一方 若い人は、きれいに歌うけれど、シャンソンの味が上手く出てないかも・・・
前田美波里は、スタイルの素晴しさは軍を抜いていました。歌も良かった。
永六輔と遠藤泰子の司会は、自然の流れでさり気なくて好感が持てました。

9時30分頃 渋谷駅まで急ぎ足で歩くと、NHKホールから出てきた人と、渋谷に遊びに来ている人で、ヒャー !ごった返す。
駅に近くなると更に若者が多くなり、通り過ぎるのも場違いのような思いになってしまいました。
若者といっても未だ年が行かない10台の子供達の姿を見ると、もっと他にしなくちゃならないことあるのでは・・・と意見したくなる気持ちに・・・
井の頭線、一台待って乗ったら、すーっと座れてラッキーでした。