おまけの人生・・・

無理なくボチボチやって行きます・・・(;^_^A

ライアンを探せ!

2006-12-23 17:27:27 | アニメ
『 ライアンを探せ! 』

 NY動物園の人気者、ライオンの親子サムソンとライアン。
ある日、父親に叱られたライアンは、迷い込んだコンテナに閉じ込められ運ばれてしまった。
父親サムソンと仲間たちは動物園を抜け出し、その後を追跡する。

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06/12/22 【 微妙 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 まあまあと言うか、私的にはもひとつって感じだったのですが、携帯メールが何度も入ってきて、日本語吹き替え版と言うことで気を許してしまい、一番後ろの席だったし、周りに人もいなかったのでメールを見たりしていたため、集中して観れなかったのです。
劇場に入ったら携帯の電源は切るべきですね!(苦笑)

予告編を観た時から「ニモ」の二番煎じだろうなと思っていたのですが、まさにそうでした!
今回は「ニモ」の時と違い、いなくなった子どもを捜すのに仲間と一緒!

愉快な仲間たちとのちょっとした小旅行的な感じの子ども探しで、「子どもがいなくなったから何とかして探し出して助けなきゃ!」と言う緊迫感があまり感じられなかった、、、。

スタート時点から「そんなに簡単に動物園を抜け出せるのかよ!?」って感じでちっとも苦労がないのです。
ヌーのダンスもあまり楽しく感じなかったし・・・
ディズニー映画なのにとちょっとガッカリでした。

武士の一分

2006-12-23 17:10:02 | 邦画
『 武士の一分 』

 下級武士の三村新之丞は、妻の加世と穏やかな生活を送っていた。
しかし、藩主の毒見役を務め失明。妻が家禄を守ることと引き換えに、番頭の島田藤弥に弄ばれたことを知った彼は、目が見えぬ体で島田に果し合いを挑む。

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06/12/22 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 賛否両論の評価が出ているらしいので、観に行こうかどうしようか悩んでいたのですが、職場の友達が「期待しないで観に行ったら意外とよかったよ」と言うので、観てきました。

キムタクが出ている映画を観たのは初めてです!
予告編を観て、時代劇のちょんまげのヅラが似合わないな~と思っていたのですが、最初は違和感を感じながらも観ている内にだんだん目が慣れてきました。(苦笑)

ますます演技が上手くなったなぁ~と思いながら観ていたのですが、ところどころでキムタクが出てくるので「あれっ!」と思わず苦笑する場面が何度か・・・(笑)
でも、剣道をやっていたと言うだけあり、緒方拳との道場での打ち稽古シーンはかなり迫力がありました。
そして、果たし合いのシーンもなかなかよかったです。


奥さん役の壇れいはけなげさがよく出ていて可愛かったです。

会場から笑いが起きていたのが小林稔侍と桃井かおり
小林稔侍はどこまでが演技でどこまでが素なのか分からないところがいいですね
桃井かおりも相変わらず飄々としているし・・・(笑)

友達が言った通り、期待しないで観たらまぁまぁ良かったし楽しめました♪

犬神家の一族

2006-12-23 12:48:29 | 邦画
『 犬神家の一族 』

 莫大な遺産を残し永眠した犬神佐兵衛。彼は遺言に、3人の孫のいずれかと結婚することを条件に恩人の孫娘・珠世に全財産を譲渡すると記す。一族間の争いを予期した法律事務所は、名探偵・金田一耕助に調査を依頼する。

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06/12/22 【 ○ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 遠い昔に、横溝正史の作品を読み漁った時期があった。
文庫本の書棚には不気味な画の表紙の横溝作品がズラーッと並んだほどだった。
しかし、この作品の予告編を何度観ても、30年前に公開された映画は観た記憶がなく、改めて年号を見て、私が横溝作品を読み始めたのはその後だったと言うことに気づいた次第・・・

テレビでも何度か放映されているはずなのに、それすらも観た記憶がなく、今回この作品を観ながらも全然思い出さないところをみるとやっぱりテレビでも観てなかったようだ。

お馴染みの等々力警部は東京にいるものだとばかり思っていたのですが、那須警察署にいてその当時はまだ署長だったんだなぁ~と思わず自分の思い込みに「そうだったんだぁ~・・・」
かつて読んだはずのストーリーもどんな内容だったんだっけ?と記憶を掘り起こしてみても思い出せるのは佐清が偽者で入れ替わったと言うことと、青沼静馬と言う名前が出てきたときに「あぁ~、そうだ、そう言えば、この人が・・・」となるし、大詰めになるまで真犯人は判らないしで、自分の記憶の曖昧さを痛感した!

テレビで観たことあるのはほかの話だったし、金田一耕介役も古谷一行だったような気がするが、元祖金田一耕介役の石坂浩二さん!
お年にも負けず、全力疾走頑張ってましたね!?


30年前の作品に殆ど忠実にリメイクしてあるということでしたが、30年前の作品を観てないので比較のしようもなく、この作品だけをとりあげてみればまぁまぁだったと思います。
しかし、豪華キャストでしたね!?

敬愛なるベートーベン

2006-12-23 11:01:34 | 外国映画
『 敬愛なるベートーベン 』

 “第九”の初演を4日後に控えたベートーベンのアトリエに楽譜を清書するため、アンナという女性がやってくる。
最初は女性というだけで怒り心頭だったが、やがて彼女の才能を認め、2人の間には師弟愛以上の感情が芽生える。

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06/12/20 【 ◎ 】
※  ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ

 史実に基づき作られたこのお話・・・だが、いまだに謎とされているベートーベンの3人目のコピストが女性だったのかどうか・・・?
その辺はフィクションで作られていたのだが、まるで本当にあった話のごとく作られてあり、今の時期にちょうどふさわしく大変見応えのある映画でした。

しかし、“第九”の初演の4日前に新しいコピストとして初めて対面し、しかも、その当時は認められていないであろう女性の音楽家に対して、いくら彼女の素晴らしい才能が会ったとしてもたった4日間であれほどまでに信頼関係を結ぶことができるのだろうか・・・?


しかも、まだ完成していない合唱の部分を各パートごとに仕上げ写譜をして、演奏者(合唱団)達に配り、練習もあるだろうに・・・
短い曲ですら完璧に演奏できるまでにかなりの練習量を費やさねばならないのに、2時間もの長い曲で何度も転調したり店舗が変ったりする難しい曲を、出来上がったばかりの楽譜を貰いいきなりできるものなんだろうか・・・?
当時の音楽家達は初見で完璧に演奏ができるほど、それほど音楽の才能に長けていたのだろうか・・・?
天才だからそれは有り得ること?
フィクションなんだからそう言うところは突っ込んではいけないの・・・?

はたして、どこまでが事実でどこまでがフィクションなのか・・・?
4日間と言うのが事実であるならば、まさに天才が呼び起こした奇跡としか言いようがない交響曲だと思う。

この映画に出演するに当たり、ベートーベン役のエド・ハリスはベートーベンに関する書物を読み研究し、ピアノとバイオリンと式の勉強をして役作りをしたと言うだけあり、ピアノやバイオリンを弾くシーンは本人がやっていたのでアフレコかと思うほどちゃんと弾いていたのでビックリしたし、何よりも指揮のシーンは、観ているこちら側も陶酔させてしまうほどの熱演振りだった!
それに、あの長い曲を演奏会シーンの撮影当日にはすべて暗譜していたと言うから驚愕だった!
各パートごとに覚えるだけでもかなり大変だっただろうに凄い!としか言いようがない!

また、アンナ・ホルツ役のダイアン・クルーガーもエド・ハリス同様ピアノと指揮の勉強をしたと言うことだったが、“第九”でのベートーベンとの二人三脚の指揮は見事だったし、指先を伝わる二人の感情のオーラが見えるようだった。

しかも、楽譜を書くシーンも殆どが2人が実際に書いているというシーンだったと言うから重ねての驚きだった!
アンナ・ホルツが写譜する部分は丁寧に書かれているからまだしも、ベートーベンの下書き状態の殴り書きを実際の楽譜通りに書いたと言うのが大変だっただろうと思う。

“第九”のシーンは観ていて鳥肌が立つほどだったし、自然に手が動いて一緒に指揮をしているような感覚に陥るほど画面に引き込まれ陶酔してしまった。。。

のだが・・・
ひとつ残念だったのは、下からエド・ハリスを映し出した時・・・

そこに見えたのは・・・
エド・ハリスの虫歯の治療痕だった!!!
Σ( ̄□ ̄;|||
鳥肌立ちながら陶酔しきって観ていただけに、大きく開けた口の中に虫歯痕を観た時は立っていた鳥肌が一気にスーっと引いてしまった、、、。

いくら、医療技術などが発達していた地域にいたとしてもあの時代に歯を削って詰め物をすると言う技術があっただろうか・・・?
せっかくの熱演があの箇所で興醒めだった・・・
メイクとかで何とかならなかったのだろうか・・・?
それだけがとても残念でならない。。。