おまけの人生・・・

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紀寿

2012-01-28 21:24:10 | 日記
昨日は母の叔母さん(私の母方の祖母の妹)の百歳のお誕生日だった。
私が小さい頃近くに住んでいて、母に連れられよく遊びに行っていたので、
大叔母さんなんだけど、実のおばあちゃんと同じような感覚だった。

今年の年賀状に100歳を迎えると書いてあったので、
母の誕生日の次の日がお誕生日と覚えていたのでお祝いの電報を送った。
母方の祖母は99歳父方の祖母は91歳と100歳を迎えることなく逝ってしまったので
身近で100歳を迎えたのは大叔母さんが初めてなので凄いと思う。

そしたら、今日の夕方大叔母さんから電話がかかってきた。
久しぶりに聞く大叔母さんの声は年をとって弱弱しい感じだったけど、
でも色んなことを覚えていてちゃんと話ができた。

母のことも心配してくれていて、母の今の状態を話すと
「寂しいね~、あんた達も寂しいでしょう」と言われ思わず涙があふれ出た。
「あんたもおばあちゃんになったんだって?早いね~、娘さんのとこにできたの?」と聞かれたので
「その下の長男のとこにできたの。娘のとこはまだできないの。」と話すと「もう一人いたよね?」と聞かれ、
自分の孫やひ孫もたくさんいるのに私のことまでよく覚えていてくれてるなと感心しながら
「一番下はまだ結婚してなくて家にいるよ」と言うと「みんな元気なの?元気に過ごしてるならそれでいいわ」と、、、。
そして弟のことも色々と聞いてこんなに長く話していて大丈夫なのかと思うほど話しをした。

母は自分の名前だけはかろうじて理解できてはいるものの、私達のことはすっかり分からなくなってしまってるし、
自分の過去の記憶すらだんだん薄れてきていると言うのに、大叔母さんは百歳と言う高齢にもかかわらず頭はしっかりしている。
実のおばあちゃんも百歳まで生きていて頭はずっとしっかりしてたのに、
何で母だけあんなになってしまったのだろうと、諦めていた事だったのに
大叔母さんに「寂しいね~」と言われて改めて痛感している。

でも、大叔母さんはちゃんと私たちのことを覚えていてくれてる。
それが嬉しかった。
今回電報を送ってよかったなと思った。
近いうちに大叔母さんに会いに行こうかなと思う。