『夢駆ける馬ドリーマー』
元騎手で現在は調教師として活躍するベンの管理する競走馬ソーニャドールが骨折。
馬主でベンのボスは彼を解雇し、手当てとして馬は彼の元へ。
ベンの娘ケールは、父と馬の心を癒し、大レース制覇の夢へ向かって走り出す。
06/06/02 【 ◎・☆ 】
※ ◎・・・よかった ○・・・まあまあ △・・・もひとつ ☆・・・おすすめ
馬の調教って早朝始まるんですね?
先日観た
『雪に願うこと』でもそうだったのですが、朝靄って言うのかな?地面から水蒸気が上がっているのです。
『雪に願うこと』の舞台は北海道だったので、寒い土地での人や馬の体温から上がる水蒸気かと思っていたら、それもあるかもしれないけど、今回は寒い地域ではないのに同じ光景を目の当たりにして、早朝の景色なんだと実感!
自然の息吹を感じる素晴らしい光景でした!
競馬レースのシーンがいきなり始まるのですが、馬の疾走する姿ってとても綺麗ですね♪
そして、分かっていたことなのですが、転倒して骨折してしまうシーンは椅子から腰が浮いてしまいました。。。
そこまではほんのエピローグ・・・
そこからがこの物語の始まりなのです。
考え方の違いから父親との間が確執してしまった調教師ベン
そして、おじいちゃんもお父さんも馬も大好きなケール
骨折してしまった馬は安楽死させろと言う馬主から馬を貰い受け、骨折の治療をして甲斐甲斐しく世話をする
やがて、馬は走りたいと思い、親子3代は力を合わせて夢に向かって進んで行く
いつの間にか父と息子の確執もわだかまりも取れていく
父と娘の間の絆も強いものになっていく
頑固者のおじいちゃんもよかったけど、お父さんがいいのです!
お金がなくて苦しくてもへこたれず、夢を諦めず、娘のために奔走する
でも、最後には息子として父親のところに背中を押してもらいに行くのです
「こんなに馬好きの子どもは見たことがない」と言うお父さんに
「いや、昔一人いたよ」と応えるおじいちゃん
微笑ましい光景でした。
ダコタちゃんはほんとに名子役ですね
前回観たのは『宇宙戦争』だったな?
ただ叫びまくるだけで、金切り声が耳について仕方なかったけど、今回は本当に子どもらしい可愛い子でした。
あんなに小さいのに馬に乗れたことも驚きでした