自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

オリジナル戦闘バイクの製作 Part07

2024-05-06 22:15:37 | 模型

やっと最終仕上げに入ります。

下の写真は基本塗装の状態ですが、これを派手に汚して行きます。

黒の塗装はラッカーで仕上げていますので、汚しにはエナメル塗料を使います。

黒の部分にはダークシーグレーを溶剤でシャバシャバに薄めて雨垂れの様に模様を書き込みます。

書き込んだ後に、溶剤だけ筆につけ、塗装した部分を軽く撫でると簡単にぼかしが入れられます。

タイヤ等、地面に近い部分にはダークアースを同じく溶剤で薄めて塗り込みますが、半乾きの時に溶剤を染み込ませた布で軽く拭き取ります。


ちょっと汚しすぎか?とも思いますが、全体を見てバランスを調整するため綿棒の様な物で汚しを拭き取ったり、追加したり、納得の行くまで繰り返し仕上げます。

さらに、埃汚れ、雨垂れ汚れのほかに、フロント部分に何かとぶつかって傷がついた様な塗装剥がれを書き込みます。

エンジン部分は艶消し黒を薄めて凸凹に墨入れします。

これでかなり立体感が出ます。

ただ、エナメル塗料はプラスチックを侵すことがあるので余り沢山ボタボタ塗らない様に注意します。

何気ないところが割れてしまうことが有ります。

特に曲げのストレスがかかる様な部分とか、ラッカー塗装のしていないプラの地肌部分は注意が必要です。

ガンプラの様な、はめ込み込み式のプラパーツは、はめ込んだ部分にストレスがかかっているのでエナメルの溶剤が付くと割れてしまう可能性があるので注意してください。

傷の表現は、エナメルのクロームシルバーを面相筆で出来るだけ細かく、点々と書き込みます。

物がぶつかって傷が入った感じと、足で蹴ったりしたところとかも傷を書き込みます。

乗っているフィギュアも、ユニフォームを変えました。

ネットでコスチュームだけ買って着せ替えました。

ヘルメットも「クールガール」の専用の物で、バイザーも開閉します。

このコスチュームは手にミニガンを持っているタイプのクールガールの物です。

手にしている銃は、東京マルイのイベントでもらったダイキャスト製のM4A1カービンですが、ダイキャスト製で重いので、プラスチック製の物と交換します。

前輪もボール型のパーツで左右にタイヤが動きます。

ハンドルも左右に動きますが、タイヤとは連動しません。

フィギュアの足はバイクのステップに乗せることが出来ます。

こんな感じでほぼ完成しました。

製作は大抵仕事終わりの夜作っていたので、昼の明るい光で最終的な仕上げをチェックします。

それで問題なければ完成とします。

完成後、どうせなら自然の光で写真を撮ってみようと、近所の海に持って行って撮影することにしました。

その写真は次回に。

続く!

 


オリジナル戦闘バイクの製作 Part06

2024-05-06 08:58:33 | 模型

いよいよ塗装の段階になりました。

色々(色のことなので)悩んだあげく、艶消し黒に仕上げ、汚しを入れて軍用っぽくしようと思います。

黒で塗装する前に、下地が綺麗に仕上がっているかチェックします。

フロント部分。

カウル部分。

座席部分と後輪上部、排気管部分。

後輪ユニット。

ジャンクパーツでそれらしい感じのメカを作りました。

ざっと組み上げるとこんな状態です。

特に問題は無さそうなので、エアーブラシで艶消し黒に吹き付け塗装します。

一気にイメージが変わりました。

艶消しだとミリタリーっぽさが出ます。

それに艶消し黒は、多少の仕上がりの悪さが目立たなくなります。

艶ありにすると、徹底的に磨かないとちょっとした傷や歪みも浮き上がって見えるので神経を使います。

さらに、真っ黒ではなく、ダークグレーをハイライトっぽく、角部分を狙って細吹きします。

塗装の乾燥後、マークやラインを「カッティングシート」で作り、貼り付けました。

赤い文字は、「イボイノシシ」と言う意味です。

メインのカウルが「イボイノシシ」の頭蓋骨に似ているので、そう名づけました。

真っ黒なボディーでも、赤い文字が入ると何だかすごくカッコよく見えます。

後部の白い文字は、ある企業の名前とマークですが、勝手に使わせてもらいました。

(本当はダメなんですけどね)

全体のイメージはこんな感じですが、これが艶ありだったとしても、かなりカッコよかったか?

と思います。

でも、やっぱり、砂埃で汚れた軍用っぽい迫力が欲しいので、これを汚します。

ネバダの砂漠を1週間ぐらい走ってきたか?と言うくらいに汚します。

これがどんな汚れ方になるか?

それは次回に。

続く!

 


オリジナル戦闘バイクの製作 Part05

2024-05-05 08:56:12 | 模型

戦闘バイクの製作もいよいよ大詰めです。

細かいパーツの取り付けと、下地サーフェーサーの塗装の段階になりました。

エンジンはキットのまま、ほとんど手を加えてません。

車体後部の排気管と後輪部分ですがテールランプ、ウインカー、ナンバープレートも付けました。

車体フロント部分は、リトラクタブルのヘッドライトが内蔵されています。

フロントのカウル部分はジャンクパーツを貼り付けてエポキシパテで繋いでいます。

ここまで製作してきましたが、このパーツ分解できます。

後輪部分のパーツ。

左のパーツがフロント部分、下が排気管、右上のパーツが座席後部。

フロントのカウル部分はとガソリンタンク。

排気管と前輪のホイル部分。

メインシャーシの塗装前、

塗装後。

フレームは筆塗りです。

前後のタイヤとハンドルパーツ。

これが全パーツ。

これらのパーツをネジで組み立てます。

さて?

これらのパーツを黒で塗装しますが、艶ありが良いのか艶消しがいいのか?

それは次回に仕上げます。

続く!

 


オリジナル戦闘バイクの製作 Part04

2024-05-04 18:36:05 | 模型

連休真っ只中の今日ですが、珍しくのんびりと過ごしました。

なのでブログの更新がこんな時間になりましたが、いつもと変わりなく更新させていただきます。

先ず、バイクのおおまかなボディーの形状はほぼ形になったので、細部の形状を作って行きます。

フロントの大型カウル部分にジャンクパーツでディティールを加えました。

色々迷った排気管の位置もまた低い位置に直しました。

他にもジャンクパーツで色々ディティールを加えて有ります。

後輪のユニット部に出っ張りを付けてモーターが内蔵されている様な感じにしました。

排気管には熱交換器みたいな物を取り付けました。

バイクのハンドルをフィギュアに握らせるとかなり腹部分が当たるのでガソリンタンクを削ってフィギュアと干渉しない寸法にしました。

実際に乗るフィギュアを乗せてみました。

ユニフォームは別なものに変えますが、こんなイメージになります。

ボークスの素体よりリアルなプロポーションのフィギュアですので、一層現実味が出ます。

ボディーのあちこちにメンテナンスのフタとかボックスの出っ張りを加えました。

何の意味があるか分からない様な物ですが、ボディーに凸凹のパーツがついていると何だか分からないけどカッコよく見えるんですね。

ボディーには雑誌の付録のガンダム用ドレスアップパーツなども使いました。

このモデルは、後輪の大きなタイヤを前輪に取り付け、後輪には前輪の細いタイヤを2本ダブルで付けました。

前輪はリムを左右に広げてタイヤの幅をさらに広げて有ります。

タイヤの前面には障害物にタイヤをやられない様に大きなガードをつけています。

さらに、フロントのライトを可動式にして、通常は収納し、必要なときに飛び出す構造にしました。

リトラクタブルライトです。

フロントのライトがつけば、ウインカーも必要ですね。

キットのウインカーを加工して取り付けました。

後部にもウインカーが付き、ナンバープレートも付けました。

バックミラーも付け、これで車検通るか?

こんな自由なデザインを起こして作って行くのは楽しいですね

何の制約も無しに、思う様に形にして行きます。

これがテレビのアニメとか、スポンサーの要望があれば色々できなくなることがあるのですが、そんなこと考えなくていいので楽しく製作出来ます。

問題は塗装なのですが、黒で塗装するのは決めているのですが、艶ありにするか艶消しにするかで全くイメージが変わります。

軍用の戦闘車両と言うことなら艶消しで、汚しを入れた方が良いのでしょけど、ピカピカの黒塗装も捨てがたい。

ん〜どうするか?

それは次回に。

続く!

 


オリジナル戦闘バイクの製作 Part03

2024-05-03 09:14:57 | 模型

だいぶ形が見えてきたオリジナルデザインのバイクですが、少しずつディティールが加えられ、実際に有りそうなイメージを作ります。

こちらのフィギュアは仮の物で、

実際に乗せるフィギュアはこちらです。

こちらが「タカラトミー」の発売していた「クールガール」のシリーズの一体です。

ユニフォームはこのデザインではない物にしますが、素体はそのまま使います。

製作の途中でフギュアが傷まない様に別なフィギュアで調整します。

ここで使用しているエポキシパテはたまたま手元にあった木工用エポキシパテを使用していますが、いつもはこれを使っています。

セメダイン社が出しているエポキシパテで、量が100gで多く、水を付けながら伸ばしやすいのでいつもこれを使っています。

モデラーの間では定番のアイテムです。

通称「馬パテ」と呼ばれています。

パッケージに馬の置物を修復している写真が載っているからだそうです。

後輪の構造ですが、ほとんど見えませんが、ジャンクパーツを突っ込んで、何となく機械的な構造を見せています。

後輪はダブルにしました。

排気管ですが、丸いパイプの加工が面倒だったので角形の構造を作り、エポキシパテでエンジンから繋ぎました。

この排気管の位置がなかなか決まらず、だいぶ位置を変えました。

上の写真でもまだ決まってません。

だいぶ排気管の位置を変えてやっとこの位置に決めました。

ジャンクパーツも取り付けてメカニックな感じにして有ります。

だいぶ全貌が見えてきました。

ここからは細かい部分の製作に入ります。

外装のディティールや、何のための形?という様な物が沢山付きます。

それによって現実的なメカに見えて来るんですね。

どんな形になるかは次回に。

続く!