オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

なんだかなぁ

2005年02月13日 23時30分29秒 | オカンのつぶやき
食い気一辺倒だった“はな”が、この頃は食欲が落ちた。
「出来たんぢゃない?」と、どまかす

それは無い。
絶対に無い。
たぶん無い。
無いんぢゃないかな?
でもみんなして、
どまかすんだわ。

「お乳はってるよ!」
「乳腺、固いよ!」
「お腹出てるよ!」って。

そうそう、“はな”のお乳ったら、
左は5コなのに、
右は4コしか無いのですよ。

ほら、右上!
無いでしょ?


思い出ぽろぽろ

2005年02月13日 08時35分13秒 | オカンのつぶやき
五時過ぎに覚醒してしまい、以後どうにも眠れない。
起き出すにはまだ早い。
「今日中に残りの14ページを仕上げないとな。表が28コかぁ。」など仕事のことなど考えている。

母はよくラジオを聴いていたな、こんな時。
ふと仕事のことから、昔のことへ思いが移る。
兄夫婦は見合いで結婚したが、義姉とオカンは初対面でいきなり静かな火花が散った。
いづれ出ていく身の上なので、「反対!」などとは口にしない。
それでなくても「お兄ちゃんが結婚できんのは、あんたがいつまでも家に居るから。小姑が居るような家に、嫁はこんで!」と言われていた。
当時まだ21歳ですよ。
近所のおばちゃんは口が悪い。

しかし、おのずと態度に出るので、仲人である伯父を介して文句を言ってきた。
「反対してる人が居るので、このままでは結納は受けられない。」
(これで、自分の第六感が正しかったと確信しましたわ。)
ふだんは犬猿の祖母と母が、強力なタッグを組んで、オカンを総攻撃だ。
「お前には口を出す資格は無い!黙っておれ!」
だから始めから黙っているでしょ?
小姑の口封じに成功した二人は、結婚しめでたくご懐妊となり、お家の行く末に安心したのか、三ヶ月後、祖母はあの世に旅立った。

望んだ嫁でも、嫁姑のいさかいは、大なり小なりどこの家庭でも起こる。
理由は何であれ、非がどちらにあろうとも放っときゃいいのに、義姉と一緒になって母に言い募る。
兄夫婦は御神酒徳利です。
孤立無援の母は、腹が立つのと淋しいのとで、オカンに愚痴をこぼすのである。
やはりそこは母娘ですから、
「ほれみろ!なんだ、今さら。」と言いたい気持ちを、ぐっと堪えて聞いていたオカンです。
おまけに「あそこが汚い、ここに埃が…。」
兄夫婦への鬱憤を、的はずれにもオカンに向けて、冷ややかに攻撃して帰るのでした。


亡くなってもう7年経つのに、母に対して未だ鬱々とした気持ちを抱えている。
自分の気持ちを言葉にして、きちんと伝えておかなかった、そのせいでしょう。

キューブラー・ロスの「死の瞬間」を読んで、納得したのでした。
さぁさ、仕事しよ~っと!!!