オカンとワンコ

過去と他人は変えられない 自分と未来は変えられる

梨の処分法

2006年09月12日 19時51分49秒 | オカンのつぶやき
義父さんと同居していた頃は、まわり中が梨農家。
叔父さん、伯母さんちも梨農家。
傷の入ったものは出荷出来ませんから、
ご近所や親戚に配るんですよ。

義父さんちの玄関にも、
クズ梨が入ったコンテナがたくさん並んでました。

そのまま食べても、サラダに入れても、
消費が追いつかんので、腐ってしまいます。
ジャムも作りましたけど、
なんせ米農家で米食だから、作っても消費しません。

どんと目減りするのは、やっぱ梨飴でしたね。

ジューサーで果汁をしぼり、晒しで漉してから、
ただひたすら煮詰めるだけ。
30センチの大鍋一杯の果汁が、
インスタント珈琲の小瓶に入るか、入らないか?
その位に煮詰めて、完成ですの。

風邪でノドが痛いとき、そのまま食べたり、
お湯に溶かして飴湯にしたり。

搾ったままでも問題はありませんが、
舌触りが悪いです。

米子に住んで20年以上経ちました。
クズ梨をもらうこともなくなり、梨飴も何年と作っていません。
あの味がちょっと懐かしく思うこの頃です。