戸川安宣の話を「読む」「編む」「売る」と3つのテーマに編集してあります。
「アマチュア」「編集プロ」「書店」とも言えるのかも。
ミステリの人なので、創元SFの話は出てきません。
SFは厚木淳のテリトリーだったのでしょうか。
「読む」編はちょっと冗長、とりとめがないのではないか。
刈り込んで整理したほうがいいんじゃないのかなあ。
聞いた話は全部載せたい気持ちはよく分かるケド。
戸川が一番最初に買った創元推理文庫はカーの「幽霊屋敷」。
「編む」の創元裏話は楽しくて、武部本一郎の起用は児童書出版社にいた人間のアイデア、
田中西二郎が翻訳したカーの作品に絶版が多いのは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」の意趣返しだったのか、
など思わずヒザをうつエピソードが多い。
小林秀雄に企画を「くだらん」と一刀のもとに切り捨てられた人とか、
2階から突き落とされた人とか、本当なのか笑えます。
楽しかったなあ。ずっと読んでいたかった。
「アマチュア」「編集プロ」「書店」とも言えるのかも。
ミステリの人なので、創元SFの話は出てきません。
SFは厚木淳のテリトリーだったのでしょうか。
「読む」編はちょっと冗長、とりとめがないのではないか。
刈り込んで整理したほうがいいんじゃないのかなあ。
聞いた話は全部載せたい気持ちはよく分かるケド。
戸川が一番最初に買った創元推理文庫はカーの「幽霊屋敷」。
「編む」の創元裏話は楽しくて、武部本一郎の起用は児童書出版社にいた人間のアイデア、
田中西二郎が翻訳したカーの作品に絶版が多いのは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」の意趣返しだったのか、
など思わずヒザをうつエピソードが多い。
小林秀雄に企画を「くだらん」と一刀のもとに切り捨てられた人とか、
2階から突き落とされた人とか、本当なのか笑えます。
楽しかったなあ。ずっと読んでいたかった。
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