どうでもいい昔話ですが、
大昔に某書店で働いているとき、某出版社の営業Aさん(名前忘却)が突然、
「わたし、クイーンの災厄の町が載っている宝石を持っています」とカミングアウト。
もうビックリ!
探偵小説の「た」の字も交わしたことがないのに、
どうしてそんな発言をされたのか謎でした。
なぜだったのかあ。
Aさんはたしか、ス○ジオ○ッ○を辞めて○陸書房へ移ったと風のうわさに聞きましたが、
その後○陸書房は昇天しているので、路頭に迷っておられないかちょっと心配でした。
これも個人的回顧話ですが、「フォックス家の殺人」はポケミスでなかなか再刊されず、
マボロシの作品でした。
反対に後期のライツヴィルものはポケミスに在庫があったりして、
ライツヴィルを構成するキャラクターの後の姿を先に知ったあとに
ミステリ文庫を読まざるをえなかったわけで、
バルザック人間喜劇風の人物配置がだいなし、というのも残念でした。
※「フォックス家の殺人」以下ネタバレ
その1
エラリイの謎解きは2段構えになっていて、
最初の自殺説でベイアード・フォックス以外の全員が納得します。
そのあと、ベイアードから請われてさらに真実を説明するのですが、
その真実(あくまでエラリイの推測でしかない)を当時から知っていたからこそ、
ベイアードは殺人者の汚名をきてまで服役していたのではないか。
その2 作品中の著者註にびっくり。こんな註があったんだ。
「九つの答」のディクスン・カーよろしく著者クイーンが登場し、
手がかりについて言い訳しています。
言い訳の内容については、下手すると推理そのものが崩壊するようなもので、
こんな大きな註になった理由も分かるような。
ところで、この指摘をしたのは誰だったのか。
初版を出したあとに読者から指摘されたのでしょうか。
邪推すると、リー単独で書いて(ダネイのチェック無しで)
出版したのちダネイから突っ込まれてやむなく註という形で言い訳したのかも?
はじめてのチュウ
大昔に某書店で働いているとき、某出版社の営業Aさん(名前忘却)が突然、
「わたし、クイーンの災厄の町が載っている宝石を持っています」とカミングアウト。
もうビックリ!
探偵小説の「た」の字も交わしたことがないのに、
どうしてそんな発言をされたのか謎でした。
なぜだったのかあ。
Aさんはたしか、ス○ジオ○ッ○を辞めて○陸書房へ移ったと風のうわさに聞きましたが、
その後○陸書房は昇天しているので、路頭に迷っておられないかちょっと心配でした。
これも個人的回顧話ですが、「フォックス家の殺人」はポケミスでなかなか再刊されず、
マボロシの作品でした。
反対に後期のライツヴィルものはポケミスに在庫があったりして、
ライツヴィルを構成するキャラクターの後の姿を先に知ったあとに
ミステリ文庫を読まざるをえなかったわけで、
バルザック人間喜劇風の人物配置がだいなし、というのも残念でした。
※「フォックス家の殺人」以下ネタバレ
その1
エラリイの謎解きは2段構えになっていて、
最初の自殺説でベイアード・フォックス以外の全員が納得します。
そのあと、ベイアードから請われてさらに真実を説明するのですが、
その真実(あくまでエラリイの推測でしかない)を当時から知っていたからこそ、
ベイアードは殺人者の汚名をきてまで服役していたのではないか。
その2 作品中の著者註にびっくり。こんな註があったんだ。
「九つの答」のディクスン・カーよろしく著者クイーンが登場し、
手がかりについて言い訳しています。
言い訳の内容については、下手すると推理そのものが崩壊するようなもので、
こんな大きな註になった理由も分かるような。
ところで、この指摘をしたのは誰だったのか。
初版を出したあとに読者から指摘されたのでしょうか。
邪推すると、リー単独で書いて(ダネイのチェック無しで)
出版したのちダネイから突っ込まれてやむなく註という形で言い訳したのかも?
はじめてのチュウ
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