勝浦小学校の学校公開を見学してきました

2012年01月18日 12時38分55秒 | 教育に関する記事
皆さん今日は。
日本晴れの良い天気が続きます。こんな日は外で活動したいですが、なんせ事務仕事が溜っています。
明日には事務仕事もいろいろ終わる予定なので、来週以降街頭演説など外での活動を実施して行こうと思います。

さて、昨日17日は、勝浦小学校の学校公開及びミニ集会に参加してきました。



昨年の6月議会で教育問題、とくに学級崩壊の問題を取り上げてから半年。
果たして改善は図られているのか、或は全く変わらない状態なのか。
この目で実際に教育現場を見てみたいと思っていましたが、ようやく実現しました。

勝浦市議会6月定例会議事録(私の質疑は70ページからです)
http://www.city.katsuura.chiba.jp/gikai/pdf/kaigiroku/kaigiroku23-6-3.pdf


今回は午後一時から、昼休みや掃除を通して5限目、6限目の全学年の授業を見学させて頂きました。
生徒の挨拶もしっかりしているし、先生の講義もそれぞれ個性があり、授業態度も良いクラスが多く、概ね素晴らしい授業だと感じました。
しかし、残念ながら一部、非常に問題が有るクラスも見受けました。

始業時間になっても席に着かない、授業中に勝手に席を立つ、大騒ぎをする、先生にも告げずに勝手に教室の外に出る(それに担任が気付きもしない!)などなど。
私が見学したのはこのクラスの「社会科テスト」でしたが、はっきり言って全くテストになっていませんでした。
学校公開日でこの有様では、平日は一体どうなってるんだ・・・

私が昨年の6月議会において「市内の小学校で学級崩壊が起きているのではないか」と質問した所、教育長の答弁は下記の通りでした。
文部科学省学級経営研究会によれば、生徒が教室内で勝手な行動をして教師の指導に従わず、
授業が成立しない学級の状態が一定以上継続し、 学級担任による通常の手だてでは問題解決ができない状態に立ち至っている場合であると定義されております。
本市内の小中学校では、不登校など生徒指導上の問題を抱えた学校はありますが、学級崩壊についての事実はないものと認識しております。


うーむ。
文部科学省の定義がどうあれ、私が実際目の当たりにしたのはまさに「学級崩壊」といえるものでした。
たしかに定義上は学級崩壊は起きていないのかもしれませんが、問題が有る事は間違い有りません。
実際に現場を観てみて、学校の先生方も解決に向けて大変なご努力をされているという事もよく解りましたが、効果がないのでは意味が有りません。

しかし、公開授業という事も有り生徒も親御さんが来るなどして気が緩んでいた事も有るかと思いますし、今回の状態だけで「学級崩壊だ!」と判断してしまうのは危険かもしれません。
もう少し、普段の授業の状態を観察した上で、改善策を考えたいと思います。
というわけで次回は平日に視察に行ってきます!

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