いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ショパンとクラブミーティング

2010-10-09 05:51:11 | その他
先日、池袋の自由学園でクラブメンバー氏による
演奏会とメンバーによるミーティングが行われました。

まずは冒頭の自由学園 明日館。
これは1921年にフランク・ロイド・ライトの設計によって
建設されました。

西と東でシンメトリーが守られ
低くそして広く作られたそれは
所謂、プレイリースタイルという
ライト独特のデザインです。
現在では国の重要文化財に指定されています。

そしてフランク・ロイド・ライトの
愛弟子である遠藤新。
彼が設計したのが今回演奏会が行われた
講堂です。



これまた、ライトの意匠が
随所に見られる美しい建物でした。

そして今回、メンバーのT氏より行われた演奏会
「蘇るショパン時代の音色」と題し



古楽器ともいえるプレイエルピアノで行われました。
因に上の写真のチケットは手作りのフリンジが
付けられた愛情溢れる貴重なチケットです。

プレイエルピアノ1841年製 80鍵のピアノです。



クラシックで美しい佇まい。
ドイツ製の重厚で立体的な音に対して
このピアノは繊細で優雅な音でした。

これがシンキングトーンと言われる所以ですね。

さて、演奏はマズルカからノクターンまで
休憩を挟んで90分間。
会場は200名近くの人で2階まで満席。
そして、とても繊細で気品ある演奏に対して
何度もアンコールの喝采があったのは
言うまでもありません。

素晴らしい演奏でした。

クラブメンバーらしく
後半でお色直し(!?)があり
その日出来上がったばかりの
ブラックウォッチのビスポークスーツが
とても素敵でしたね~。

そして演奏会終了後は
近くの中華店で和やかなクラブミーティング。
最近MEN'S Exで新連載が始まった
K氏による乾杯の発声。



久しぶりに顔を合わせたメンバー同士
ラストオーダーを迎えても
話は尽きる事がないのでした、、、

さて、クラブミーティングと言えば
厳密なお約束事が。

そちらは又、明日。