いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ハウスオーダー 仮縫い

2010-10-16 05:24:53 | スーツ
先日、K部店長より
「お待たせしました。
 仮縫いが出来たました。」との連絡を受け
バタクハウスカット梅田店で仮縫いを行ってきました。

いや~本格的なスーツの仮縫いは
実は初体験です。
あれだけスーツを買っておきながら、、、、(笑

ということで早速チェックが始まりました。

まずは冒頭の写真でもわかるように
仮縫いで使われる生地は実際の物です。
デリケートな生地の場合などは
別生地を使うケースもあります。
そしてサイズ調整に直接影響を受けない
副素材などは一部縫い付けが完了しています。


拡大写真

ボタン部分はダミーの布のボタンが付いているという
状態です。
ピン打ちしてボタンをはめた状態を作り
見頃のサイズ感など確認していきます。


拡大写真

今回の仮縫いは少し大きめに作られていました。
テーラーによってやり方は異なるかもしれませんが
通常はやや大きめに作り無駄をそいでいくやり方が
多いような気がします。

肩部分なども採寸時のデータを確認しながら
慎重にチェックしていきます。


拡大写真

袖位置も慎重にチェックです。


拡大写真

K部店長、真剣な眼差しですね~。
実は「受け取りは代官山で」とお願いしているので
失敗は許されません、、、、(笑
いつになくプレッシャーを感じながらの
確認作業です。

少しでも正確な仮縫いが出来る様に
念の為、シャツもバタクハウスカットで
パターンオーダーしたものを
着用していきました。

そしてトラウザースのチェックです。


拡大写真

トラウザースは大分渡りが大きかったので
かなり絞り込みました。
実は採寸時より3Kg痩せたことも関係していると思います。


拡大写真

全ての作業がオーダーシートに
調整値として書き込まれていきます。
記入係はハウスカット看板娘のT嶋さんです。
T嶋さんは服飾関係の経験が長く
ご自分の服も丸縫い出来てしまうので腕前なので
パターン図などもチェックしながら記入されていました。
余談ですが
この日T嶋さんはブラックウォッチのトラウザース
ご自分で作られたのでしょうか、、、、?
お店の雰囲気にあっていますね~。

ウエストコートも含め、何度も確認しながら
調整していくこと約1時間。
無事、仮縫い完了となりました。

スーツをオーダーし
生地やデザインを考えるのも愉しいですが
ここを調整したら
奇麗にドレープ感でるんだろうな~とか
完成したイメージを想像しながら行う仮縫い作業も
とても愉しいですね~。

「出来上がりは
 出来れば年内だと嬉しいです。」と
軽~く、プレッシャーをかけておきました(笑。

ハウスオーダー、出来上がりが
愉しみですね。