西行庵:奥千本に隠れる佇む庵。放浪の歌人西行が三年間幽居したという、山桜と紅葉の名所。近くに芭蕉句碑の立つ苔清水がある。
散る花を 踏み分け登る 苔清水 一句浮かばぬ もう一杯
見上げれば 花と望月 夢に見る 青葉繁れる 西行庵
願わずも 身も凍えて すぐ死ぬる 花咲く深山で 月明かり待てば
本歌「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃」(西行法師 山歌集(上、春歌)):
この歌は、比叡山の雙林寺のホームページによれば、雙林寺にも西行堂があり、「晩年雙林寺で庵をむすび修行に明け暮れたことになっており、その庵前の桜のもとで詠まれたのではないかとも言われています。」また、雙林寺といえば、ご本尊の薬師如来を天台宗開宗1200年記念 最澄と天台の国宝にて拝見しました。
散る花を 踏み分け登る 苔清水 一句浮かばぬ もう一杯
見上げれば 花と望月 夢に見る 青葉繁れる 西行庵
願わずも 身も凍えて すぐ死ぬる 花咲く深山で 月明かり待てば
本歌「願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃」(西行法師 山歌集(上、春歌)):
この歌は、比叡山の雙林寺のホームページによれば、雙林寺にも西行堂があり、「晩年雙林寺で庵をむすび修行に明け暮れたことになっており、その庵前の桜のもとで詠まれたのではないかとも言われています。」また、雙林寺といえば、ご本尊の薬師如来を天台宗開宗1200年記念 最澄と天台の国宝にて拝見しました。