#22 毛利家の至宝 大名文化の精粋 国宝・雪舟筆「山水長巻」特別公開 @サントリー美術館
重要文化財 毛利元就画像
重要文化財 毛利元就自筆書状(三子教訓状)弘治3年(1557); この2点は、毛利博物館で拝見した覚えがある。他の文書も面白そうな内容であったが、混雑のため気合いがつづかずスキップしたは一寸残念。
国宝 菊造腰刀(伝 当麻)、菊造腰刀拵 鎌倉時代末期;
国宝・雪舟筆「山水長巻」;雪舟展以来。展覧会の前半なので、鑑賞疲れもなく、秋の彩り、冬の静けさと春夏秋冬が描かれていることをゆっくり鑑賞できた。
国宝 雪舟送別詩 徐 明時代・成化5年(1469);雪舟由来の墨跡も展示されていた。
国宝 史記呂后本紀 第九 大江家国 一巻延久5年(1073);これは、毛利家が大江広元の子孫だということで家宝であったのだろう。
大江家国によって筆写されたもので後に大江家行、時通が加筆。家国は大江朝綱の四代目。文章博士・大江家家本として残るもので、大江家学問の様子がうかがえて貴重とのこと。
国宝 古今和歌集 巻八(高野切)(第二種 源兼行);一部しか展示されておらずとても残念。2009年11月に巻五を三渓園で拝見したときには、全巻展示で圧巻であったのだが。
茶道具は、
103 黒釉兎毫文碗 南宋時代
104 井戸茶碗 銘 毛利井戸 (出光美術館)
105 大井戸茶碗 銘 常盤
106 高麗茶碗
107 山水人物螺鈿天目台 明時代
108 黒塗天目台(尼崎台) 明時代
109 古萩茶碗 江戸時代
110 出雲茶碗 銘 山里伝 倉崎権兵衛 江戸時代
111 唐物丸壷茶入 銘 時鳥 元時代〜明時代;大正名器鑑に採録
112 唐物文琳茶入 銘 宇都良 元時代〜明時代
113 黄褐釉五耳壷 元時代〜明時代
114 竹茶杓 銘 一松 千利休
115 芦屋一字三星紋入鶴首釜 室町時代
116 芦屋梅花文肩衝釜 室町時代
などが並んでいた。
それにしても、「東京ミッドタウン」は、旧防衛庁跡地、遡れば長州藩毛利家の下屋敷があった土地だったとは。
大江家国によって筆写されたもので後に大江家行、時通が加筆。家国は大江朝綱の四代目。文章博士・大江家家本として残るもので、大江家学問の様子がうかがえて貴重とのこと。
103 黒釉兎毫文碗 南宋時代
104 井戸茶碗 銘 毛利井戸 (出光美術館)
105 大井戸茶碗 銘 常盤
106 高麗茶碗
107 山水人物螺鈿天目台 明時代
108 黒塗天目台(尼崎台) 明時代
109 古萩茶碗 江戸時代
110 出雲茶碗 銘 山里伝 倉崎権兵衛 江戸時代
111 唐物丸壷茶入 銘 時鳥 元時代〜明時代;大正名器鑑に採録
112 唐物文琳茶入 銘 宇都良 元時代〜明時代
113 黄褐釉五耳壷 元時代〜明時代
114 竹茶杓 銘 一松 千利休
115 芦屋一字三星紋入鶴首釜 室町時代
116 芦屋梅花文肩衝釜 室町時代
などが並んでいた。
それにしても、「東京ミッドタウン」は、旧防衛庁跡地、遡れば長州藩毛利家の下屋敷があった土地だったとは。