赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

日本の国会とメディアは昭和のまま current topics(528)

2020-11-04 18:45:32 | 政治見解



current topics(528):日本の国会とメディアは昭和のまま
 

日本の国会とメディアのあり方について、大変示唆に富むご意見を友人からいただきましたのでご紹介します。


日本の国会では相変わらず野党議員が日本学術会議の問題で大騒ぎしています。
NHKが国会中継していましたので大統領選の合間に見ました。
なぜか国会が田舎の町議会か何かを見ているような錯覚に陥ってしまいました。

ところで、NHKはじめメディアでは、国会が開催される時に必ず「いよいよ国会では論戦が始まる」と報じます。
メディアは「国会は論戦をする場所」だと決めているわけです。
これはメディアが国会での争いを当然のように肯定していることにほかなりません。

国会は争いの場ではありません。
国民に選ばれた国会議員がお互いの意見を交わし最も効果のある方策を導き出す場所であるはずです。
その場所には決して争いや論争、論戦をするという野蛮な行動が入ってはなりません。

相手を尊重することなく激しい言葉で批判したり攻撃する行為は、
相手を見下したり、自分の思い通りにしようとする気持ち、
あるいは相手への憎しみの感情があり、極めて暴力的な姿勢であると言えます。

つまりお互いに相手の考えを尊重することなく、
ただ自分たちの欲望に任せて暴力に訴えている野蛮な行為を繰り返しているわけです。

それを助長するメディアも含めて国会の在り方を抜本的に見直す時期に来ているのではないでしょうか。



時代は平成、令和と推移し、世界の情勢も大きく変化している中で、日本の政治家やメディアは未だに昭和の時代のままのようです。

国会は何の役にも立たない古臭い信念は一刻も早く捨て去り、「国民のために今何をなさねばならないのか」という認識に改めて、政策議論を通わせてほしいし、メディアもその視点で国会の在り方を世に問うことが報道の責務であると考えていただきたいと思います。


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