戦後、70年。
昨年、母が「戦後体験」を語った様子です。
母も一昨年から、ようやく、語れるように、
語る覚悟ができたようです。
3月9日深夜から10日未明にかけ、東京の下町は
戦火に包まれました。
「B29のごおお~んという音はいまでも
はっきり覚えている」
母は今朝、空を見上げてつぶやきました。
母は下町(深川)で70年前にB29の空爆の戦火を
祖母と潜り抜け、いま「生きて」います。
いまでも、「私は助かったけれど。。。」と
「生き残った」ことに罪悪感を感じる言葉を
発します。
今朝は私と共に、駅頭にたち、
戦争の悲惨さ、平和の大事さ、を強く語っていました。
「戦争は人が起こすもの。人が人を殺す、
そういう時代を繰り返してはいけない」
母はいまでも、目の前で爆撃を受け、「あ!!」という間に
その人が燃えてしまった様子を
「はっきり」と覚えています。
そして、祖母と戦火を潜り抜け、皇居まで走って走って
逃げたこと。
今日は、奇しくもその時代を生きた先輩たちから
お世話になりました。。
来月、私の「華」が無事に咲くことを
「祈っているから」の言葉にひっそり「涙」でした。