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春季取合展 『蒼天』 北村美術館 ※6月12日(日)まで
4月の終わり、青空が広がる中で訪れた。
季節ピッタリ!でご機嫌。
寄付の夕陽吟行図は玉堂筆。色紙大の絵を細身の軸に仕立ていて控えめな感じがいい。
和全策の古染付写の汲出、笹が描かれた絵唐津の火入れ。瓶掛が豪華だったなぁ。
濃茶席は不思議な掛物。裏に文書が書いてあるもので2首の歌。(行海筆) 前田家伝来。
根来の大きな盥の花入。(端午の節句に合わせて?)
風炉釜が唐銅雲龍と肩衝姥口筒(鐶付はトンボ)←浄林作
茶碗は古雲鶴。飛んでる鶴。(立鶴の雲鶴茶碗は見たことあるけど、飛んでる鶴って珍しい?)
続き薄で薄器は南京赤絵の蓮鷺図の手桶。茶碗は宗入作の黒楽。
菓子器は御菩薩焼の水玉透し鉢。(優しい感じがステキ)
番外がよかった。
近衛家熙筆の懐紙(和歌)。かっこいい。
近衛家熙所持の手付籠の写し。
江戸時代のお公家さんらしい取り合わせ。
滞在時間はいつも短いんだけどね。
なんか、欠かさず行きたくなる美術館なんだぁ。
開いた窓の隙間から隣の門の屋根瓦を撮影。
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