Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

赤木明登さんの漆展

2008年12月19日 08時11分20秒 | 美術画廊・ギャラリー
師走の慌ただしさ故になかなか時間が取れなかったんだけど、
昨日「えーいっ!」と日比谷線でハシゴしてきた。

★赤木明登漆展
桃居(西麻布)、12/22(月)まで
こちらは普段づかいのお椀。
四角い重箱のような器。
お重と違うのは細長い長方形なの。
干菓子器に使えそうな盆も。
私の注目はお椀。
薄く挽いた方がお値段は高い。
見た目はわからないけれど、持ってみると軽い!
大小もあるが、高台の高低による形の違い。
黒か赤か。
買うとなると迷うなぁ。
下塗りのみのざっくりした椀もあり、少しリーズナブル。
春にやはり桃居の個展に訪れた際、「次こそは」と思った。
が、今回もワケあって延期。
でも、だいだいどの辺りを買うかは決めた☆

★赤木明登「ぬくもりの葉反の形」展
ギャラリー無境(銀座)、12/20(土)まで
「はそり」って読むそうだ。
ラッパのように周囲が外側に向け柔らかに反った形の椀。
汁椀というよりは向付にいいかな。
こちらは丸い形に揃えている?
欅を薄く独楽に挽いて拭き漆にした皿、栗落雁を盛ってみたい。
碧のザラッした漆を塗った不思議な新作の鉢。
琥珀色の漆が塗られた花見弁当箱の棚。
取ってがついて持ち運べる。
中身は引き出し丸ごと酒器に茶箱も。
遊び心満載の一式のお値段は~?
えーっ。
でも、楽しそう。

いずれの展覧会も店内に足を踏み入れた途端、本漆の香りが迎えてくれた。
そして、椀に触れて質感を確かめる。
漆と会話できる時間と場。
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